全長約140センチ、重さ44キロと大きなクエ(和歌山県白浜町で)
和歌山県白浜町の漁業振興施設「フィッシャーマンズワーフ白浜」に15日、全長約140センチ、重さ44キロのクエが入荷した。施設によると、クエ鍋にすれば130人前くらいになるという。
みなべ町の堺漁港で水揚げされたのを、田辺市内の業者を通じて購入した。施設の久保勝哉さん(44)は「ここで働いて6年になるが、これまで見たクエの中では最も大きい」と驚いていた。
施設では、脂分を全身に行き渡らせるために冷蔵保存した上で切り分け、18日午後から販売する予定。「鍋でも刺し身でも、要望に応じられるようにしたい」という。