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ヒョウタン大きく実ったよ 上富田の岡老人クラブが収穫

ヒョウタンを収穫する岡老人クラブのメンバー(9日、和歌山県上富田町岡で)
ヒョウタンを収穫する岡老人クラブのメンバー(9日、和歌山県上富田町岡で)
 和歌山県上富田町の岡老人クラブ(田上さよ子会長)は9日、同町岡の田中神社近くにある畑で、大きく実ったヒョウタンを収穫した。

 岡老人クラブは毎年ヒョウタンを栽培して、中身を取り除いて乾燥させたものを販売している。今は新型コロナウイルスの影響で加工品の作成は中止している。これまで町のマスコットキャラクター「ひょうたんせんぱい」の人形などに加工し、販売していた。

 今年は、大きい実がなる品種の苗を6月上旬に植えて、育ててきた。収穫には老人クラブの役員ら7人が参加し、棚からぶら下がった長さ30センチほどのヒョウタン約50個を一つずつ収穫した。ひび割れがないものを選んで、つるを切り取った部分に穴を開けて水に漬けた。

 ヒョウタンは、20日ほど水に漬けてから中身を取り除き、さらに20日ほど水に漬けた後に10日ほど干して完成させる。

 田上会長(86)は「今年は大きくて形が良いヒョウタンができた。ヒョウタン作りは先輩方がずっと続けてきた老人クラブの宝物。これからも続けていきたい」と話した。畑にはヒョウタンのほか、コスモスやフジバカマなども植えており、田上会長は「花を見た人に喜んでもらえてうれしい。花やヒョウタン作りが生きがいになっている」と笑顔を見せた。

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