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水の感触楽しむ 小中学校で2年ぶりプール開き

バタ足の練習をする児童(14日、和歌山県上富田町市ノ瀬で)
バタ足の練習をする児童(14日、和歌山県上富田町市ノ瀬で)
 和歌山県紀南地方の小中学校で水泳の授業が始まった。昨年は新型コロナウイルスの影響で中止になっており、2年ぶり。梅雨晴れとなった14日、上富田町の市ノ瀬小学校でプール開きがあり、1年生が水の感触を楽しんだ。

 感染予防対策として、児童には授業中に間隔を空けること、不必要な会話をしないことなどを事前に説明し、徹底した。水泳授業は2年ぶりということもあり、まず水に慣れることを重視している。

 1年生18人は、水深の浅い小プールのプールサイドで体に水をつけたり、水中でじゃんけんをしたりした後、体の力を抜いて浮く、けのび、バタ足といった泳ぎの基本を学んだ。

 沢口永和君(6)は「プールで泳げて楽しかった。水は冷たくて気持ちよかった。小プールの最後まで泳げるようになりたい」と笑顔で話した。

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