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「酸っぱいけどおいしい」 梅の日にちなみ給食に梅メニュー

給食で梅干しを味わう児童(和歌山県田辺市新庄町で)
給食で梅干しを味わう児童(和歌山県田辺市新庄町で)
 6月6日の「梅の日」にちなみ、和歌山県田辺市内の小中学校で3日から、梅をメニューに取り入れた給食の提供が始まった。

 田辺市とJA紀南でつくる「紀州田辺うめ振興協議会」が2007年度から、梅の日の前後に希望する市内の小中学校などに梅の加工品を提供している。

 本年度は6月中に市内の25小学校、14中学校、4幼稚園に梅干し約6800粒、ねり梅約0・5キロ、梅シロップ約23キロを提供する。

 田辺市新庄町の新庄小学校(全校児童137人)では3日、チキンカツやアジボールのすまし汁、白いご飯などとともに梅干しが登場した。個包装された塩分控えめの梅干しで、児童は手でつまんだり、箸を使ってご飯の上に載せたりして味わった。

 1年生の中村羅愛さん(6)は「梅干しは家でも結構食べている。ちょっと酸っぱくておいしい」と話した。

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