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育てた苗を手植え 龍神の咲楽小5、6年生

田植えを体験する児童(和歌山県田辺市龍神村福井で)
田植えを体験する児童(和歌山県田辺市龍神村福井で)
 和歌山県田辺市龍神村福井、咲楽小学校の5、6年生が26日、校区内にある住民の水田で、種もみから育てたもち米の苗を植えた。秋に予定している収穫祭で餅つきをして食べる。

 5、6年生は毎年、総合的な学習の時間を利用して米作りを体験している。種もみは地元の農業、鈴木直孝さん(74)から提供を受け、児童が学校で苗に育てている。鈴木さんの水田(約1アール)で代かきから田植え、稲刈りをさせてもらい、精米なども体験している。

 この日、田植えをしたのは5年生6人、6年生5人。鈴木さんの指導を受けた後、2グループに分かれて苗を植えていった。

 鈴木さんは「田植えが初めての5年生も、経験がある6年生も上手に植えていた。良い米ができるようにこれから世話をしていくので、楽しみにしてほしい」と児童に呼び掛けた。

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