世界の子に教育を 紀南ユネスコが書き損じはがき募る
世界各地の学校に通えない子どもたちを支援しようと、和歌山県の紀南ユネスコ協会(濵野公二会長)は、書き損じはがきや未使用切手の寄付を募っている。1989年から続く「ユネスコ世界寺子屋運動」の一環で、集まったはがきは換金し、無償で学べる教育の場を提供する。
日本ユネスコ協会連盟によると、世界には学校に行けない子どもが1億2100万人、文字の読み書きができない15歳以上が7億7300万人いる。運動は、こうした人たちに学びの場を提供することが目的。11枚の書き損じはがきで、1人が1カ月学校に通えるという。
新型コロナウイルスの影響で学校に行けなくなった子どもや、中途退学の危機にある子どもたちへの教育を拡充させる計画もある。
約40年にわたり、紀南ユネスコ協会で活動する前田倫江さん(田辺市上野)は「はがきの寄付という誰でもできる支援を通じ、協会のことをもっと知ってもらえればうれしい。特に若い人に関心を持ってもらえるように、出会いを大切にしながら仲間たちと頑張る」と話した。
書き損じはがきのほか、プリペイドカード、テレホンカードや未投函(とうかん)の年賀はがきを受け付ける。
26日までに紀南ユネスコ協会事務局の田辺市教育委員会生涯学習課(郵便番号646―0028 田辺市高雄1丁目23の1)に郵送または持参する。田辺・西牟婁の小中学校に届けてもよい。
問い合わせは生涯学習課(0739・26・4908)へ。
日本ユネスコ協会連盟によると、世界には学校に行けない子どもが1億2100万人、文字の読み書きができない15歳以上が7億7300万人いる。運動は、こうした人たちに学びの場を提供することが目的。11枚の書き損じはがきで、1人が1カ月学校に通えるという。
新型コロナウイルスの影響で学校に行けなくなった子どもや、中途退学の危機にある子どもたちへの教育を拡充させる計画もある。
約40年にわたり、紀南ユネスコ協会で活動する前田倫江さん(田辺市上野)は「はがきの寄付という誰でもできる支援を通じ、協会のことをもっと知ってもらえればうれしい。特に若い人に関心を持ってもらえるように、出会いを大切にしながら仲間たちと頑張る」と話した。
書き損じはがきのほか、プリペイドカード、テレホンカードや未投函(とうかん)の年賀はがきを受け付ける。
26日までに紀南ユネスコ協会事務局の田辺市教育委員会生涯学習課(郵便番号646―0028 田辺市高雄1丁目23の1)に郵送または持参する。田辺・西牟婁の小中学校に届けてもよい。
問い合わせは生涯学習課(0739・26・4908)へ。