まるで団子兄弟 ヒレンジャクの群れが飛来
和歌山県紀南地方に羽毛の美しい渡り鳥「ヒレンジャク」(緋連雀、レンジャク科)が群れで飛来している。名前のように仲良く連なって枝に止まる姿も見られる。
ヒレンジャクは全長18センチほどでムクドリより小さい。体はぶどう褐色で、額や顔には赤みがあり、尾の端が鮮やかな赤色をしているのが特徴。シベリア東部などで繁殖して日本には冬鳥として訪れる。紀南には春先に来ることが多い。
エノキに寄生するヤドリギの実を好んで食べるため、エノキを探せば見つけやすい。みなべ町谷口の郵便局近くにあるエノキには、20~30羽の群れが訪れている。「チリチリチリ」と騒がしく鳴いたり、ヤドリギの中に入り込んで実をついばんだりしている。
日本野鳥の会県支部会員によると、数は少ないが、尾の端が黄色いキレンジャクも交じることがあるという。
ヒレンジャクは全長18センチほどでムクドリより小さい。体はぶどう褐色で、額や顔には赤みがあり、尾の端が鮮やかな赤色をしているのが特徴。シベリア東部などで繁殖して日本には冬鳥として訪れる。紀南には春先に来ることが多い。
エノキに寄生するヤドリギの実を好んで食べるため、エノキを探せば見つけやすい。みなべ町谷口の郵便局近くにあるエノキには、20~30羽の群れが訪れている。「チリチリチリ」と騒がしく鳴いたり、ヤドリギの中に入り込んで実をついばんだりしている。
日本野鳥の会県支部会員によると、数は少ないが、尾の端が黄色いキレンジャクも交じることがあるという。