ロケット描いたバス運行へ 田原小児童がデザイン画色付け
ロケット発射場の建設が進む和歌山県串本町は、車体にロケットの絵を描いた町営バスを運行させる予定だ。発射場建設地の近くにある田原小学校(野端則久校長)の全校児童14人が25日、デザイン画の色付け作業に参加した。
原画を描いたのは田辺市龍神村の絵本作家、やのともこさん。くしもと町立病院(串本町サンゴ台)に作品を展示していることが縁で町が依頼した。29人乗りのバスは2月末ごろ納車で、4月中にも町内4路線のうち、発射場近くの「佐部・上田原線」を運行する予定。
原画は、バスの側面用(左右それぞれ縱約1メートル、横約4メートル)と後部面用(約1・5メートル四方)の3種類。空を飛ぶロケットや町内の観光名所橋杭岩、海、灯台などが描かれ、子どもや動物の笑顔があふれる作品になっている。
この日、児童はA4サイズに印刷された原画にソフトパステル72色と色鉛筆40色を使って、自由に色を塗った。やのさんが後日、児童が塗った絵を組み合わせて3種類の絵を完成させる。
絵を塗り終えた1年生の古川芽維さん(7)は「手が疲れたけど、楽しかった。(バスが運行されたら)絵を見て、乗りたい」と喜んだ。
児童の作業を見守ったやのさんは「みんな楽しんで塗ってくれたので、楽しい絵が完成すると思う」、町企画課の弓場一毅主任は「どんな絵が完成するか楽しみ。地域に愛されるバスになってもらいたい」と話した。
原画を描いたのは田辺市龍神村の絵本作家、やのともこさん。くしもと町立病院(串本町サンゴ台)に作品を展示していることが縁で町が依頼した。29人乗りのバスは2月末ごろ納車で、4月中にも町内4路線のうち、発射場近くの「佐部・上田原線」を運行する予定。
原画は、バスの側面用(左右それぞれ縱約1メートル、横約4メートル)と後部面用(約1・5メートル四方)の3種類。空を飛ぶロケットや町内の観光名所橋杭岩、海、灯台などが描かれ、子どもや動物の笑顔があふれる作品になっている。
この日、児童はA4サイズに印刷された原画にソフトパステル72色と色鉛筆40色を使って、自由に色を塗った。やのさんが後日、児童が塗った絵を組み合わせて3種類の絵を完成させる。
絵を塗り終えた1年生の古川芽維さん(7)は「手が疲れたけど、楽しかった。(バスが運行されたら)絵を見て、乗りたい」と喜んだ。
児童の作業を見守ったやのさんは「みんな楽しんで塗ってくれたので、楽しい絵が完成すると思う」、町企画課の弓場一毅主任は「どんな絵が完成するか楽しみ。地域に愛されるバスになってもらいたい」と話した。