木材初市、競りの声響く 田辺市の龍神村森林組合
和歌山県田辺市龍神村東の龍神村森林組合(眞砂佳明組合長)は8日、管理事務所前で新年最初の木材市を開いた。県内と大阪府、三重県、奈良県などから製材業者や仲買業者ら約80人が参加した。
開催に当たり、眞砂組合長は「昨年からのコロナ禍の中で先が見えない中、みんなが耐え忍んで切り抜けていかなければならない年になる。森林組合も情報が集まる場所として、皆さんのお手伝いができるようになりたい。厳しい寒さだが、初市が熱くなるように協力を」とあいさつした。
来賓の真砂充敏田辺市長は、豊かな環境に育まれた質の高い紀州材がある森づくり構想の策定を進めていること、森林経営管理制度について意向調査をしていることに触れた上で「森林や林業が元気でないと、この地方は元気が出ない。元気になるように取り組んでいきたい」と述べた。
その後、龍神村内外から運ばれてきたヒノキやスギなどが次々と競り落とされた。
同組合の木材市は1971年度に始まった。月1、2回の割合であり、今回で818回目。本年度12月までに売り上げた材の累計が1万5042・631立方メートル。前年度同期比で約3割減。売上額の累計は1億8852万6007円で前年度同期より約8700万円少なかった。
木材需要の低迷に加えて、新型コロナウイルス感染拡大により経済が悪化している影響が出ているという。
開催に当たり、眞砂組合長は「昨年からのコロナ禍の中で先が見えない中、みんなが耐え忍んで切り抜けていかなければならない年になる。森林組合も情報が集まる場所として、皆さんのお手伝いができるようになりたい。厳しい寒さだが、初市が熱くなるように協力を」とあいさつした。
来賓の真砂充敏田辺市長は、豊かな環境に育まれた質の高い紀州材がある森づくり構想の策定を進めていること、森林経営管理制度について意向調査をしていることに触れた上で「森林や林業が元気でないと、この地方は元気が出ない。元気になるように取り組んでいきたい」と述べた。
その後、龍神村内外から運ばれてきたヒノキやスギなどが次々と競り落とされた。
同組合の木材市は1971年度に始まった。月1、2回の割合であり、今回で818回目。本年度12月までに売り上げた材の累計が1万5042・631立方メートル。前年度同期比で約3割減。売上額の累計は1億8852万6007円で前年度同期より約8700万円少なかった。
木材需要の低迷に加えて、新型コロナウイルス感染拡大により経済が悪化している影響が出ているという。