和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2025年03月15日(土)

イベント詳細

「デジタル防災」体験

開催日時 2025年3月15日(土)
開催場所 市役所5階オペレーションルーム
田辺市東山1丁目
イベント詳細  最新のデジタル技術を使った防災を体験してもらおうと、田辺市は15日午後1時から、同市東山1丁目の市役所5階オペレーションルームで、仮想空間に現実そっくりの空間を再現する「デジタルツイン」の体験会を開く。事前の申し込みは不要。

 デジタルツインは、高性能のドローンで撮影した画像データなどを基に、地形や建物など現実世界の「ツイン(双子)」をコンピューター上に作成。ネットワークを通じて共有し、さまざまな分析やシミュレーションに生かすことができる。

 市では2022年度から導入し、災害の状況把握や初動対応の迅速化に役立てている。

 体験会では、デジタルツインで再現した田辺市街地を大画面に映し出し、参加者が操縦レバーを使って津波の浸水域などを確認する。また、「VR(仮想現実)ゴーグル」を装着し、地震の揺れを体験することもできる。

 市の担当者は「災害を疑似体験することで、危機意識をより高めていただけると思う。子どもから大人まで、多くの人に参加してほしい」と呼びかけている。

 問い合わせは、市建築課(0739・26・9935)へ。

お問い合わせ 市建築課(0739・26・9935)