自生地ごくわずか シモバシラが白い花
和歌山県田辺市の山中で、シソ科の多年草「シモバシラ」が、小さな白い花を多数咲かせている。県レッドデータブックで絶滅危惧1B類に分類されている。
林縁の木陰などに群生する。冬枯れした茎の根元に吸い上げられた水分がにじみ出て凍って、霜柱のような氷柱ができることから、この名が付いた。茎の長さは約40~70センチ。花は7ミリ程度と小さく、茎の片方に寄せて多数咲かせる。
県立自然博物館によると、県内では田辺市のほか、数カ所でしか自生が確認されていないという。環境の悪化や採集で数が減っているとみられている。
林縁の木陰などに群生する。冬枯れした茎の根元に吸い上げられた水分がにじみ出て凍って、霜柱のような氷柱ができることから、この名が付いた。茎の長さは約40~70センチ。花は7ミリ程度と小さく、茎の片方に寄せて多数咲かせる。
県立自然博物館によると、県内では田辺市のほか、数カ所でしか自生が確認されていないという。環境の悪化や採集で数が減っているとみられている。