串本町サンゴ台にある町福祉総合センターで２４日午前１０時～正午、壊れたおもちゃを無料で修理する「くしもとおもちゃ病院」が開かれる。修理は原則無料だが、部品代などの費用が必要な場合がある。事前申し込みは不要で、希望者はおもちゃを持って会場に行けばよい。

　おもちゃ病院は県内各地で開かれており、串本町では４月から定期的に開かれる予定だったが、新型コロナウイルスの影響で延期していた。町社会福祉協議会の協力で稲生康直さん（５６）＝串本町西向＝が毎月第４土曜の午前１０時～正午に開く。初日は県内の仲間たちが修理の応援に駆け付けるという。

　修理対象外のおもちゃは、浮輪など救急に関するもの▽エアガンなど危険なもの▽骨董（こっとう）的価値のあるもの、高価なもの▽ＤＳ、Ｓｗｉｔｃｈなどのコンピューターゲーム機▽ドローンなど一部の空飛ぶおもちゃ▽商用電源、リチウムイオン電池使用のもの―など。当日中に修理ができない場合は預かりとなる。取扱説明書、付属品、部品、壊れたおもちゃの破片などがあれば、一緒に持ってきてほしいと呼び掛けている。

　問い合わせは、稲生さん（０９０・１４７８・８８７７）へ。