和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月17日(火)

コロナ影響で初の倒産 8月の和歌山県内

 東京商工リサーチ和歌山支店がまとめた8月の県内倒産状況(負債額1千万円以上)によると、県内で初めて新型コロナウイルス感染症が影響した倒産が発生した。同月中の倒産はそれを含め6件で、負債総額は9億3500万円だった。

 新型コロナの関連倒産は、和歌山市の調味料製造業で、負債額は1500万円。同支店は、飲食店が休業したことで需要が落ちたのが影響したとみている。

 倒産件数6件は昨年8月より1件多かった。負債総額も昨年8月より6億1300万円多かった。紀南地方では上富田町の日本料理店が倒産した。