和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月19日(木)

国文祭を横断幕で盛り上げ 来秋、和歌山県内各地で開催

来秋開催の「紀の国わかやま文化祭2021」をPRする和歌山県田辺市の横断幕(和歌山県田辺市高雄1丁目で)
来秋開催の「紀の国わかやま文化祭2021」をPRする和歌山県田辺市の横断幕(和歌山県田辺市高雄1丁目で)
 来年秋に和歌山県内各地で開催される「紀の国わかやま文化祭2021」(国民文化祭、全国障害者芸術・文化祭)を盛り上げようと、田辺市は高雄1丁目の市民総合センターに横断幕を設置した。新型コロナウイルスの影響でPR機会が限られており、市は「興味を持ってもらうきっかけになれば」と期待している。

 国文祭は、文化活動を全国的な規模で発表する場を提供することを目的として1986年度から毎年、各都道府県が持ち回りで開催している。和歌山県では来年10月30日~11月21日に開催予定。

 田辺市では分野別交流事業で「ダンス」「邦楽」「吟剣詩舞道」の三つを開催。横断幕には県PRキャラクターの「きいちゃん」がダンスなどをするイラストが入っている。また、地域文化発信事業として「バレエ」「人形劇」「弁慶映画祭」「紀の国トレイナート」「茶会」の5団体から開催希望の申請が出ているという。障害交流事業は具体的な内容を検討中。