まるで雲海のよう 串本の街、霧に包まれる
和歌山県串本町内で5日午前、濃い霧が発生した。同町潮岬の高台から見た須賀浦周辺の眺めは、一時雲海のようになり、訪れたアマチュアカメラマンらが、その様子を撮影していた。昼ごろに霧は消えた。
和歌山地方気象台によると、暖かく湿った空気が温度の低い海面に触れることで発生する「移流霧」で、夏前に発生しやすいという。
この日の潮岬の最高気温は午後2時21分の24・9度で、最低気温は午前5時40分の17・3度。降水量は0ミリ。湿度は午前2時~5時で100%、正午は87%だった。
潮岬の高台から写真を撮影していた石川昭春さん(71)=串本町潮岬=は「橋杭岩を32年、毎朝撮影しているが、撮影帰りにこの風景を見るのは3回目。とても珍しい。過去に見た2回は梅雨時だった」と話した。
和歌山地方気象台によると、暖かく湿った空気が温度の低い海面に触れることで発生する「移流霧」で、夏前に発生しやすいという。
この日の潮岬の最高気温は午後2時21分の24・9度で、最低気温は午前5時40分の17・3度。降水量は0ミリ。湿度は午前2時~5時で100%、正午は87%だった。
潮岬の高台から写真を撮影していた石川昭春さん(71)=串本町潮岬=は「橋杭岩を32年、毎朝撮影しているが、撮影帰りにこの風景を見るのは3回目。とても珍しい。過去に見た2回は梅雨時だった」と話した。