和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月19日(木)

新緑が川面染める 田辺市の熊野古道

新緑に覆われた熊野古道の橋(和歌山県田辺市本宮町で)
新緑に覆われた熊野古道の橋(和歌山県田辺市本宮町で)
 和歌山県紀南地方が新緑の美しい季節を迎えている。新型コロナウイルスの影響で歩く人の姿をほとんど見掛けなくなった熊野古道では、目に鮮やかな新緑が川面も染めている。

 田辺市本宮町三越、熊野川の支流・音無川上流域のそばを通る熊野古道沿いにはモミジなどが植えられた場所があり、初夏が近づく中、葉を生い茂らせている。

 みずみずしい新緑は熊野古道を彩り、太陽の光を浴びて音無川の水面(みなも)にも映っている。