和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年11月24日(日)

橋本保健所管内で2人感染 新型コロナ、和歌山県で49人に

 和歌山県は22日、橋本保健所管内に住む介護施設職員の50代男性と、奈良県在住で橋本保健所管内の実家に帰省していた会社員40代男性の2人が新たに新型コロナウイルスに感染したことが分かった、と発表した。ともに状態は安定しているという。

 50代男性は、17日に37・3度の熱やせき、のどの痛み、頭痛、倦怠(けんたい)感などがあり、医療機関を受診。19日に呼吸困難となり、20日に別の医療機関を受診し、22日に陽性と分かった。

 男性は橋本保健所管内の介護施設に勤務し、デイサービス利用者の送迎などを担当していたことから、県は接触した利用者や同僚らを検査する。施設はデイサービス業務を22日から停止している。

 40代男性は大阪市内の会社に勤務していて、13日から橋本保健所管内の実家に帰省。15日に39度の発熱があり、同日以降、大阪市内の医療機関を2回受診。21日に県内の医療機関を受診し、22日に陽性が判明した。

 県内で新型コロナウイルスの感染が確認されたのは49人になった。