和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月18日(水)

黄色いウコンザクラ見頃 古座川町山手

見頃を迎えているウコンザクラ(11日、和歌山県古座川町山手で)
見頃を迎えているウコンザクラ(11日、和歌山県古座川町山手で)
 和歌山県古座川町山手でウコンザクラ(鬱金桜)が薄黄色の花を咲かせ、見頃を迎えている。 同町小川にある県の名勝・天然記念物「滝の拝」に向かう県道沿いで「山手」のバス停付近にある坂道を50メートルほど上った所にある。近くの住民によると、地域住民が50年ほど前に植えた木で、毎年アマチュアカメラマンらが撮影に訪れているという。近くの県道沿いでは、シダレザクラも見頃を迎えている。

 バラ科サクラ属のウコンザクラは園芸品種。ソメイヨシノより遅れ、八重咲きの花を咲かせる。花がウコン色であることが名前の由来で、キザクラ(黄桜)とも呼ばれている。似た花を咲かすギョイコウ(御衣黄)は、ウコンザクラよりも花の緑色が強く、花弁が厚い。