布マスクを手作りしよう 手芸店提供の型紙掲載
新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、市販されているマスクの品薄状態が続いている。和歌山県田辺市北新町の手芸・クラフト材料の専門店「ハトヤ」(三尾川博行店長)に協力をお願いし、家庭での布マスクの作り方を紹介する。立体マスクの実物大の型紙(ハトヤ提供)も掲載。
布マスクには「平面マスク」、折り目のついた「プリーツマスク(タックマスク)」、顔にフィットしやすい「立体マスク」などがある。生地はダブルガーゼが望ましいが、なければさらしや綿で代用できるという。
ハトヤで配布されている作り方の説明用紙を参考にして立体マスクを1枚作った=写真。たまたま家にあった布やゴムひもを使って40分ほどで完成。今回はミシンで縫ったが、手縫いだとさらに時間がかかる。
手芸の経験がない人にとって布マスク作りは難しいかもしれないが、身近にミシンの扱いに慣れた人がいれば、材料を用意して製作をお願いするのもいいだろう。
布マスクは市販の使い捨てマスク(不織布マスク)に比べて感染症予防の効果は限定的だといわれており、過信は禁物だ。それでも、くしゃみやせきで他人に感染させるリスクは減らせる。洗って使い回すこともでき、医療用マスク不足を軽減できる。
政府は全国の約5千万世帯に布マスクを2枚ずつ配布すると表明したが、いつ届くかはまだ分からない。特に子どもがいる家庭では、新学期が始まるまでにマスクを用意できれば安心だ。
文部科学省のホームページ(HP)から入れる「子供の学び応援サイト」ではマスクの作り方の動画を、経済産業省のHPでは布マスクの洗い方の動画を紹介している。そのほかにも、インターネットではさまざまなマスクの作り方を紹介しているので、この機会に好みのマスクを作ってみては。
■立体マスクの作り方(型紙と作り方は「PDFを見る」からダウンロードできます)
(1)実物大型紙を使って布を左右対称に表地と裏地を各2枚裁断する(型紙を切り取って使用する)
(2)表地、裏地ともに、それぞれの布の表と表を内側にして合わせる「中表」にして中央部分(カーブの部分)を縫う
(3)(2)の表地と裏地を中表にして合わせ、返し口を残して周りを縫い、表に返す
(4)返し口を縫い、ひも部分の縫い代を1・5センチ折って縫い、ひも(ゴム)を通す
布マスクには「平面マスク」、折り目のついた「プリーツマスク(タックマスク)」、顔にフィットしやすい「立体マスク」などがある。生地はダブルガーゼが望ましいが、なければさらしや綿で代用できるという。
ハトヤで配布されている作り方の説明用紙を参考にして立体マスクを1枚作った=写真。たまたま家にあった布やゴムひもを使って40分ほどで完成。今回はミシンで縫ったが、手縫いだとさらに時間がかかる。
手芸の経験がない人にとって布マスク作りは難しいかもしれないが、身近にミシンの扱いに慣れた人がいれば、材料を用意して製作をお願いするのもいいだろう。
布マスクは市販の使い捨てマスク(不織布マスク)に比べて感染症予防の効果は限定的だといわれており、過信は禁物だ。それでも、くしゃみやせきで他人に感染させるリスクは減らせる。洗って使い回すこともでき、医療用マスク不足を軽減できる。
政府は全国の約5千万世帯に布マスクを2枚ずつ配布すると表明したが、いつ届くかはまだ分からない。特に子どもがいる家庭では、新学期が始まるまでにマスクを用意できれば安心だ。
文部科学省のホームページ(HP)から入れる「子供の学び応援サイト」ではマスクの作り方の動画を、経済産業省のHPでは布マスクの洗い方の動画を紹介している。そのほかにも、インターネットではさまざまなマスクの作り方を紹介しているので、この機会に好みのマスクを作ってみては。
■立体マスクの作り方(型紙と作り方は「PDFを見る」からダウンロードできます)
(1)実物大型紙を使って布を左右対称に表地と裏地を各2枚裁断する(型紙を切り取って使用する)
(2)表地、裏地ともに、それぞれの布の表と表を内側にして合わせる「中表」にして中央部分(カーブの部分)を縫う
(3)(2)の表地と裏地を中表にして合わせ、返し口を残して周りを縫い、表に返す
(4)返し口を縫い、ひも部分の縫い代を1・5センチ折って縫い、ひも(ゴム)を通す