１０代ならではの視点で和歌山県田辺市の魅力を発信してもらおうと、市は、市の広報紙「広報たなべ」を取材する「高校生レポーター」に、７人を委嘱した。５月号から順次登場し、地域の話題やイベントなどの情報を届ける。

　広報たなべは毎月１回、３万３３００部を発行。「高校生レポーター」のコーナーは２０１７年度から設けている。

　市や周辺の７高校に通学する生徒が、取材から記事作成までを担当。コーナーの名称は昨年度まで「青春キラリ！」だったが、本年度から「アオハル」に変更した。

　このほど委嘱式があり、部活動の試合のため欠席した寒川竣介さん（熊野３年）を除く６人が委嘱状を受け取った。

　南紀高校４年の愛須宥月さん（１８）は「商店街で育ったので、昔ながらのお店の良さを取材して発信したい」と意気込みを語った。

　その他の高校生レポーターは次の皆さん。

　西川竜司（南部龍神３年）▽嶋本崇良（南部２年）▽濵本菩丹（田辺２年）▽山根楓（神島２年）▽後藤優日（田辺工業３年）