介事連の斉藤さん講演
第1回和歌山県介護・障害福祉事業者セミナーがこのほど、和歌山県田辺市新庄町のビッグ・ユーであった。全国介護事業者連盟(介事連)の斉藤正行理事長が福祉国家の実現に向けて、今取り組むべき課題と未来への展望を語った。
介事連は「介護の産業化」と「生産性の向上」をテーマに掲げ、2018年に立ち上がった組織。47都道府県の全てに支部を設立し、持続可能な社会保障制度の実現に向けた医療との連携を図り、現場視点による制度・政策への情報発信などを行っている。セミナーには、介護や障害福祉の事業者ら約150人が参加した。
斉藤理事長は高齢化社会が進展する中、介護・福祉業界は人材不足が加速すると説明。2040年代には、約40%の高齢化率とともに労働人口の減少により、人口構造は経験したことのない領域に入るといい、この国家的課題を乗り越えるためにも「総就業者数の増加」と「より少ない人手でも実動可能な介護・福祉の現場を実現する」ことが必要だと訴えた。
また、誰もがより長く元気に活躍できる社会の実現を目指すために「多様な就労・社会参加の環境整備や健康寿命の延伸、持続可能な社会保障制度の確立」に業界として取り組んでいくと語った。
介事連は「介護の産業化」と「生産性の向上」をテーマに掲げ、2018年に立ち上がった組織。47都道府県の全てに支部を設立し、持続可能な社会保障制度の実現に向けた医療との連携を図り、現場視点による制度・政策への情報発信などを行っている。セミナーには、介護や障害福祉の事業者ら約150人が参加した。
斉藤理事長は高齢化社会が進展する中、介護・福祉業界は人材不足が加速すると説明。2040年代には、約40%の高齢化率とともに労働人口の減少により、人口構造は経験したことのない領域に入るといい、この国家的課題を乗り越えるためにも「総就業者数の増加」と「より少ない人手でも実動可能な介護・福祉の現場を実現する」ことが必要だと訴えた。
また、誰もがより長く元気に活躍できる社会の実現を目指すために「多様な就労・社会参加の環境整備や健康寿命の延伸、持続可能な社会保障制度の確立」に業界として取り組んでいくと語った。
