和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2025年04月12日(土)
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アメリカ心臓協会主催「Nation of Lifesavers」を帝京大学にて開催

~ あなたの手で救える命がある。国際的な心肺蘇生イベント ~

 2025年3月27日(木)、帝京大学板橋キャンパスにて、アメリカ心臓協会主催の心肺蘇生普及イベント「Nation of Lifesavers」を開催しました。
 2020年以降、日本国内で急な心停止からの生存率が大幅に低下しています。本イベントは心肺蘇生法(CPR)および自動体外式除細動器(AED)を使った人命救助のスキルを身につけることを目的に、心肺蘇生の重要性を伝える講演会と、実際に技術を習得する講習会で構成されています。   
参加した学生たちは、イベントで学び得た心肺蘇生のスキルを周囲の人々に伝え、より多くの命を救えるようにしようと、意欲を新たにしました。

    【画像:https://kyodonewsprwire.jp/img/202504036856-O3-0iSVG2yV

 アメリカ心臓協会は、心血管障がいや脳卒中から人々を救い、改善するための情報や資源を提供することを目的とした米国の団体で、心肺蘇生法の普及活動を世界中で展開しています。

 講演会では、アメリカ心臓協会ボランティアインターナショナルアドバイザーのDr. Damodhar P. Sureshによる基調講演のほか、帝京大学ラグビー部監督であり、本学スポーツ医科学センター講師 相馬朋和や、板橋キャンパスの学生団体の帝京大学ACLS研究会による講演も実施され、救命活動の実践的な知識が共有されました。さらに、長年にわたりアメリカ心臓協会トレーニングに貢献してきたことを評価され、本イベントを共催した帝京大学、後援した日本循環器学会および帝京大学ACLS研究会が表彰を受けました。

 実技講習会では、参加学生らがトレーナーの指導のもと心肺蘇生やAEDの使い方を学びました。特にスマートフォンアプリを活用し、胸骨圧迫の質を測りながら行うことで、より正確な技術を身につけ、実技講習の最後にはアメリカ心臓協会から参加証とバッジが贈呈されました。「強く、速く、絶え間なく」胸骨圧迫を一生懸命に行った仲間たちを皆で称え合いました。

 医学部および附属病院を有する帝京大学は「よき医療人」の育成のためシミュレーション教育をはじめ、より実践的な医療教育に力を入れています。これからも医学・医療の教育研究活動を通して、帝京大学は広く社会に貢献してまいります。

開催された「Nation of Lifesavers」の様子
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プレスリリース詳細へ https://kyodonewsprwire.jp/release/202504036856
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