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【鹿児島県で実施】ヒートショック対策がLINEでできる「入浴時警戒情報」、2024年度登録者数データを公開 70代利用者は約4倍に急増
株式会社エクセル・クリエイツ
全体の登録者数は約3倍に増加、鹿児島地区が約半数を占める

株式会社エクセル・クリエイツが鹿児島大学 林敬人教授と連携して行っている、LINEでヒートショックの危険度を知らせる「入浴時警戒情報」の2024年度の配信期間が2025年2月末で終了しました。2024年度の配信開始時点で189名だった登録者数は2025年2月末時点で536名に増加し、約3倍になりました。*
これはプレスリリースの配信等の広報活動の成果であるとともに、社会におけるヒートショックへの関心の高まりの表れであると考えています。2024年度の実施データは鹿児島大学に展開しており、効果の分析と今後の精度向上に役立ててまいります。
*登録者数には個人情報が未登録の人数も含む。個人情報未登録者やブロックされている方を除いた2025年2月末時点での配信受信者数は約300名。
◆登録者の内訳
男女比はおよそ50%ずつで、登録者の傾向に性別による差はみられませんでした。
年代別では50歳代と60歳代が最も多く、次いで40歳代、70歳代となりました。特に50歳代、60歳代、70歳代では登録者数の増加が顕著で、昨年度からそれぞれ約4倍に増加しました。
登録地域別では鹿児島地区が登録者の約半数を占め、国分地区、川内地区と続いています。

年代別割合

年代別増加数
◆今年度の成果と今後の課題

3段階の危険指数
登録者のうち、危険指数が最も低い「注意」の際に、「注意して入浴した」または「入浴を控えた」等、何らかの対策を行った方の割合は36%でした。危険指数が高い「警戒」や「危険」の際に「注意して入浴した」または「入浴を控えた」方の割合は50%と、危険指数が高い日には特に行動変容が見られました。
本年度の課題としていた70歳代以上の登録数を増やすという目標については、特に70歳代の登録者の増加がみられ、概ね達成したといえます。ただ、最も入浴死者数が多い80歳代の登録者数は依然として少なく、この世代の方々に向けてどのように周知を行っていくかが今後の課題と考えています。
◆「入浴時警戒情報」について
株式会社エクセル・クリエイツが鹿児島大学 林敬人教授と連携して行っている、LINEでヒートショックの危険度を知らせる無料のサービスです。LINEに登録すると、お住まいの地域におけるヒートショックの危険指数がLINEで配信されます。配信地域は現在鹿児島県内のみで、配信期間は11月~翌年2月です。入浴する際の対策ポイントも確認できるため、ヒートショックの危険性を下げる行動をとることができます。

配信イメージ
◆サービス開始の背景と経緯
毎年冬になるとヒートショックによる死亡事故が後を絶ちません。人口動態統計によると、2023年の「不慮の溺水及び溺死」による死亡数8,982人のうち、8割近くの6,333人が浴槽内での溺死及び溺水を原因としており、その9割以上が65歳以上の高齢者です。
ヒートショックの原因は、部屋と脱衣所、浴室や浴槽内の急な温度差による血圧の急激な変化と考えられています。北海道や東北などの寒い地域で起こりやすいと考えられがちですが、発生件数は九州や四国の方が圧倒的に多く、鹿児島では毎年200人前後が浴室で突然亡くなっており、その約8割がヒートショックによるものと見られています。
林教授は法医学分野の専門医として、鹿児島県における入浴死の検視事例の調査を行い、ヒートショックで亡くなる方が多い条件を研究し、その知見を生かして2023年に本プロジェクトを立ち上げました。情報を鹿児島大学のサイトで公開するだけでなく、エクセル・クリエイツがシステム開発を担当し、ヒートショックの危険指数をLINEで配信するサービスを鹿児島県内で展開しています。今後、データの収集と活用により対象地域を広げ、日本全国への展開を目指しています。(別途各県における事例の調査が必要)
【企業情報】
企業名:株式会社エクセル・クリエイツ
代表取締役:棚田 誠
住所:〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場1丁目16番13号 堺筋ベストビル5階
代表電話:06-6121-2130
FAX:06-4964-1133
事業概要:医療機関向けパッケージソフトウェアの製造・販売
主な製品:画像ファイリングシステム、レポートシステム、検査システム、健診システム
導入実績:国内1696施設、海外1施設(2025年2月末現在)
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全体の登録者数は約3倍に増加、鹿児島地区が約半数を占める

株式会社エクセル・クリエイツが鹿児島大学 林敬人教授と連携して行っている、LINEでヒートショックの危険度を知らせる「入浴時警戒情報」の2024年度の配信期間が2025年2月末で終了しました。2024年度の配信開始時点で189名だった登録者数は2025年2月末時点で536名に増加し、約3倍になりました。*
これはプレスリリースの配信等の広報活動の成果であるとともに、社会におけるヒートショックへの関心の高まりの表れであると考えています。2024年度の実施データは鹿児島大学に展開しており、効果の分析と今後の精度向上に役立ててまいります。
*登録者数には個人情報が未登録の人数も含む。個人情報未登録者やブロックされている方を除いた2025年2月末時点での配信受信者数は約300名。
◆登録者の内訳
男女比はおよそ50%ずつで、登録者の傾向に性別による差はみられませんでした。
年代別では50歳代と60歳代が最も多く、次いで40歳代、70歳代となりました。特に50歳代、60歳代、70歳代では登録者数の増加が顕著で、昨年度からそれぞれ約4倍に増加しました。
登録地域別では鹿児島地区が登録者の約半数を占め、国分地区、川内地区と続いています。

年代別割合

年代別増加数
◆今年度の成果と今後の課題

3段階の危険指数
登録者のうち、危険指数が最も低い「注意」の際に、「注意して入浴した」または「入浴を控えた」等、何らかの対策を行った方の割合は36%でした。危険指数が高い「警戒」や「危険」の際に「注意して入浴した」または「入浴を控えた」方の割合は50%と、危険指数が高い日には特に行動変容が見られました。
本年度の課題としていた70歳代以上の登録数を増やすという目標については、特に70歳代の登録者の増加がみられ、概ね達成したといえます。ただ、最も入浴死者数が多い80歳代の登録者数は依然として少なく、この世代の方々に向けてどのように周知を行っていくかが今後の課題と考えています。
◆「入浴時警戒情報」について
株式会社エクセル・クリエイツが鹿児島大学 林敬人教授と連携して行っている、LINEでヒートショックの危険度を知らせる無料のサービスです。LINEに登録すると、お住まいの地域におけるヒートショックの危険指数がLINEで配信されます。配信地域は現在鹿児島県内のみで、配信期間は11月~翌年2月です。入浴する際の対策ポイントも確認できるため、ヒートショックの危険性を下げる行動をとることができます。

配信イメージ
◆サービス開始の背景と経緯
毎年冬になるとヒートショックによる死亡事故が後を絶ちません。人口動態統計によると、2023年の「不慮の溺水及び溺死」による死亡数8,982人のうち、8割近くの6,333人が浴槽内での溺死及び溺水を原因としており、その9割以上が65歳以上の高齢者です。
ヒートショックの原因は、部屋と脱衣所、浴室や浴槽内の急な温度差による血圧の急激な変化と考えられています。北海道や東北などの寒い地域で起こりやすいと考えられがちですが、発生件数は九州や四国の方が圧倒的に多く、鹿児島では毎年200人前後が浴室で突然亡くなっており、その約8割がヒートショックによるものと見られています。
林教授は法医学分野の専門医として、鹿児島県における入浴死の検視事例の調査を行い、ヒートショックで亡くなる方が多い条件を研究し、その知見を生かして2023年に本プロジェクトを立ち上げました。情報を鹿児島大学のサイトで公開するだけでなく、エクセル・クリエイツがシステム開発を担当し、ヒートショックの危険指数をLINEで配信するサービスを鹿児島県内で展開しています。今後、データの収集と活用により対象地域を広げ、日本全国への展開を目指しています。(別途各県における事例の調査が必要)
【企業情報】
企業名:株式会社エクセル・クリエイツ
代表取締役:棚田 誠
住所:〒542-0081 大阪府大阪市中央区南船場1丁目16番13号 堺筋ベストビル5階
代表電話:06-6121-2130
FAX:06-4964-1133
事業概要:医療機関向けパッケージソフトウェアの製造・販売
主な製品:画像ファイリングシステム、レポートシステム、検査システム、健診システム
導入実績:国内1696施設、海外1施設(2025年2月末現在)
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