1月29日にメジャーデビューを果たした、17人組のガールズグループ・Rain Tree。デビュー間もないメンバーたちが、注力しているもののひとつに“ラジオ”がある。ニッポン放送のポッドキャスト番組『Rain Treeのラジオ予備校』では、27日の配信で、この4月から地上波で同タイトルの番組がスタート（毎週日曜　深1：30）することが、サプライズで発表された。ORICON NEWSでは、うれしい報告が行われた収録に密着。デビューからわずか2ヶ月あまりだが、メキメキと成長している姿を追った。

【写真】地上波レギュラー決定で…喜びの表情を見せたメンバーたち

　2023年に行われた、秋元康氏総合プロデュースの「IDOL3.0 PROJECTオーディション」で惜しくもデビューを逃した17人によって結成された同グループ。番組では未来のラジオ業界を担うパーソナリティを志望するメンバーが、さまざまな企画に挑戦する。ラジオスキルを磨いていき、メンバーの成長を体感することができるポッドキャスト番組となっている。番組内では、ラジオスタッフが収録を受けての感想や改善点を伝える「フィードバック」のコーナーも設けられており、グループのファンはもちろん、ラジオ好きにもたまらない内容となっている。

　この日の配信では、メンバーたちには通常回だと伝えられており、リスナーからの“お便り”を読みながら展開。1月に配信された初回から11回目の配信とあって、これまでのフィードバックなども忠実に守りながら、綾瀬ことり、仲俣美希、新野楓果、水野乃愛の4人によるトークが行われていった。そして、最後に寄せられたお便りで、地上波決定の知らせが。戸惑いながらも喜びを分かち合う姿は、なんとも印象的だった。喜びもひとしおの4人が、インタビューに応じた。

■Rain Tree

――地上波決定のサプライズ報告を受けて

【綾瀬ことり】
Rain Treeのラジオ予備校って、いつか私たちが地上波に出られることを目指すコンセプトでやらせていただいているので、まさかその夢が、ついに地上波、かなってしまって。すごくうれしいですし、なんか感慨深いというか、ついに出れるんだっていう、なんか今はまだふわふわした気持ちなんですけど、これが現実になるんだってワクワクした気持ちです。

【仲俣美希】
地上波決定を聞いた時に、Rain Treeの芽が生えたなって感じがしました。ラジオ予備校で、その種を蒔いていただいて、その目がポッと出たのかなという感じがして。ここから枝を伸ばして、放送時間も長くなって、長生きできる番組にしていきたいなと思いました。

【新野楓果】
デビューして、まだ2ヶ月ちょっとなんですけど、地上波のラジオに出させていただけるとは思ってなかったので。そういう機会をいただけたことが、すごいありがたいです。今はびっくりしてる気持ちが大きいです。私はラジオ予備校に初登場で、きょう頑張ろうっていう気持ちで来たので、まさか地上波での放送が決まりましたと言われるとは思っていなくて、ダブルでびっくりしちゃって（笑）。そんな貴重な回に出させていただけたことがすごくうれしいなって思います。最初は10分間からのスタートなんですけど、これからRain Treeをたくさんの方に知っていただいて、どんどん放送時間も伸ばしていって、もっと大きくなれたらなって思います。

【水野乃愛】
私も、ラジオ予備校初登場で、いいんですか？みたいな感じなんですけど、Rain Treeをもっと大きくしていきたいなって、ずっと思ってたので、これが第一歩なのかなっていう風に思って、すごくうれしいです。

――フィードバックのコーナーについて

【綾瀬】
最初の方はヌルっと終わっていたとか、指摘をいただいてたんですけど、フィードバックタイムで指摘されることがメインだったのが、だんだんと「ここよかった」など、少しずつ褒めていただけるようになって。それがすごく私の中でうれしくって。まだまだだけど、初期よりかはだんだん成長できたんじゃないかなって思いますし、もっともっと自分でも納得できるように成長できたらいいなと思っています。

【新野】
私、きょうがラジオ予備校初出演で、本番前に台本を読んでいたのですが、綾瀬さんはけっこう余裕そうだったから「さすが、慣れてるな」って（笑）。

【綾瀬】
きょうは、マジで美希ちゃんのおかげだったけどね！本当に助けられていました、みなさんに。

【仲俣】
私は3回目の登場だったのですが、これまでのフィードバックで一番印象に残っているのが「空白を埋める」ということです。ラジオの台本は、台本のようで台本ではないというか。絶対に必要な事項は書かれているけど、その合間を自分たちのエピソードとか、何か自分たちの言葉にして、生モノでお届けするっていう風に教えていただいたので、今回はそれをけっこう意識したつもりではいるんですけど、みんなに話振ったりとかできたかなって思うんですけど、きょうの放送でもあったように、話の流れをプツンと切ってしまうところとかもまだあるので、そこはのびしろがあるかなって（笑）。

――地上波をきっかけに、みなさんのことを知るリスナーに向けてのアピールポイント。

【水野】
私はこの番組を、17人全員の個性あふれる番組にしていきたいなと思っています。これまでもみんな個性あふれていたと思うんですけど、より質を、ありのままのRain Treeをお届けしていけたらいいなっていう風に思っています。私も元気なところが取り柄でもあるので、元気をみんなにお届けできるような番組にしていきたいです。

【新野】
ラジオ予備校っていうタイトルにもある通り、私たちはまだデビューして数ヶ月のアイドルなので、今後、トークの面もそうですし、アイドルとしても成長していけたらなっていう風に思っています。このラジオを通して、Rain Tree全体として、みんなで成長していけたらなと思っているので、私たちの成長を見届けられる番組みたいな風に思って、たくさんの方が聞いていただけたらなと思います。私自身としては、親しみやすくて明るい性格なので、こういうラジオとかを通して、直接会ってみたいなっていう風に思ってもらえるようなきっかけ作りにもしたいって思っています。Rain Treeみんなの魅力を伝えて、たくさんの方がファンになってくれたらなと思うので、今後頑張ります！

【仲俣】
ラジオ予備校が始まってから、まだ17人全員は登場してないんです。まだ出てないメンバーのことも知ってもらいたいことたくさんあるので、17人の魅力をギュッと詰めた、全員のいいところを知ってもらえるラジオ番組にしたいなと考えています。個人のことでいうと、私はけっこう元気なハツラツとしたハスキーボイスを褒めてもらえることが多いので、これを武器にしたいです。声で人間味を知ってもらえる、ラジオのお仕事がすごく大好きで、将来の夢として、冠番組でMCをするということもあるので、それに向かってステップアップしていきたいです。

【綾瀬】
この番組は、予備校っていうコンセプトじゃないですか？他の配信とはまた違った、文字を書く音であったり、フィードバックで先生からの言葉をいただいている時のメンバーの反応だったり、なかなか他のラジオでは聴けないようなことをたくさんしている放送だと思っています。ぜひそちらにも注目して聴いていただきたいです。
私自身も、この番組をきっかけに、すごくラジオを聴くようになって、ほんとにラジオがすごく大好きになりました。地上波でも今まで学んだこととかを生かしながら、メンバーのこともたくさん知ってもらえたり、自分のこともたくさん知ってもらえる放送ができたらいいなと思います。

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