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Nexa Ware、ロジスティード、三菱HCキャピタル「物流倉庫向け遠隔フォークリフト操作システム事業化」に向けた基本合意書を締結
株式会社椿本チエイン
~フォークリフトオペレーター不足解消等の物流課題解決に貢献~
株式会社椿本チエイン*¹とKDDI株式会社*²が共同出資する株式会社Nexa Ware(ネクサウェア)*³は、ロジスティード株式会社*⁴、三菱HCキャピタル株式会社*⁵と、「物流倉庫向け遠隔フォークリフト操作システムの事業化」に向けて共同検討することついて合意し、基本合意書を締結しました。3社で物流改革を推進し、慢性的なフォークリフトオペレーター不足解消、冷凍倉庫等の過酷な作業環境改善・安全性向上による物流業界の魅力向上などの課題解決に貢献すると共に、持続可能な物流の実現を目指してまいります。
遠隔フォークリフトとは、既存のフォークリフトにセンサーやカメラなどの遠隔操作ユニットを後付けして、遠隔から操作できるフォークリフトです。倉庫にカメラやセンサーなどの追加設置が不要なため、すでにお客様が保有しているフォークリフトを有効活用し、早期導入が可能などの特長があります。
今後は、遠隔操作ユニットの開発、実機による操作性・作業性の検証に加え、冷凍倉庫などの厳しい環境下での運行検証を実施し、付帯サービスを含めた「物流倉庫向け遠隔フォークリフト操作システムの事業化」を目指します。

遠隔フォークリフト操作システム検証機(左)と遠隔操作用モニタ画像
1.協業の背景
EC市場をはじめとする物流需要の増加や労働人口減少を背景に、物流業界では労働力不足が喫緊の課題となっており、省人化や生産性向上に向けて倉庫自動化の動きが加速しています。その中にあって、荷物の積み下ろしや移動など様々な作業にフォークリフトが利用されており、フォークリフトオペレーターの技能や人員確保が物流倉庫全体の稼働率に大きく影響しています。さらに、冷凍倉庫や空調設備のない現場など厳しい作業環境でのフォークリフト作業も多く、作業者の健康管理の面からも作業改善が求められています。このような状況下、遠隔フォークリフトは、過酷な作業環境改善と安全性向上による物流業界の魅力向上、フォーク作業の多様化による雇用対象者の拡大、作業場所と操作場所の制約排除による業務効率向上といった課題解決手段を提供するものです。
物流倉庫DXを通じて次世代物流システムの開発、提供に取り組むNexa Wareは、ロジスティード株式会社の遠隔操作フォークリフト作業検証による知見と技術検証ノウハウ、三菱HCキャピタル株式会社の顧客とのネットワーク力を生かした「物流倉庫における遠隔フォークリフト操作システムの事業化」により、これらの課題解決、持続可能な物流の実現に貢献していきます。
2.遠隔操作フォークリフトの特長
開発中の遠隔操作フォークリフトは既存フォークリフトに、センサーや複数のカメラを後付けすることで、遠隔操作を可能にする仕組みです。運転に必要な各操作レバーを遠隔操作するためのアクチュエータも開発し、レバーの加圧力の微調整など遠隔操作でも有人と同じ操作性を実現します。
*フォークリフトの運転には免許が必要です
1.既存フォークリフトの有効活用
遠隔操作により、複数拠点にある複数台のフォークリフトを倉庫外から操作することが可能になります。また、既存フォークリフトに遠隔操作ユニットを後付けできるため、既存フォークリフトの有効活用と早期導入を実現します。
2.オぺレーターの有効活用
遠隔でフォークリフト作業に従事できるため、勤務場所を限定する必要がなく、夜間など人が集まりにくい時間帯でも少人数で運用が可能になります。 就労世代・障がい者雇用の拡大にもつながります。
3.作業環境の改善
冷凍倉庫や空調設備のない倉庫などの厳しい作業環境下でも、遠隔操作により安心・安全な環境での作業を実現。オペレーターの身体的負担を大幅に軽減します。
4.物流現場の業務効率向上
フォークリフト作業が必要な時間帯のみ遠隔操作を指示できるため、時間単位での作業管理が可能です。作業対応時間の拡大、オペレーター1人当たりの作業効率向上、人件費削減にもつながります。
3.今後の展開
1号機開発、実機での様々な検証を経て、2025年度中の販売開始を目指します。
*1 株式会社椿本チエイン (本社:大阪市北区、社長:木村 隆利)
*2 KDDI株式会社 (本社:東京都千代田区、代表取締役社長 CEO:高橋 誠)
*3 株式会社Nexa Ware (本社:東京都千代田区、社長:北村 隆之)
*4 ロジスティード株式会社 (本社:東京都中央区、代表取締役 会長兼社長執行役員(CEO) 中谷 康夫)
*5 三菱HCキャピタル株式会社(本社、東京都千代田区、代表取締役社長 久井大樹)
■商品に関するお問合せ先
株式会社Nexa Ware セールスエンジニアリング部
TEL 03-6841-3867 お問合せフォーム https://nexaware.com/contact/
【ご参考】
■株式会社Nexa Ware(ネクサウェア)
Webサイト https://nexaware.com/
物流倉庫のDX推進をねらいに、椿本チエインとKDDIの共同出資により2024年4月1日に設立。ベンダーフリーの最適設計により、自動化システムの構築から通信、ネットワーク、データに基づいたコンサルティング、運用保守までをワンストップで提供することで、物流倉庫DXの推進とそれによる物流2024年問題などの社会課題解決への寄与を目指している。
■ロジスティード株式会社について
Webサイト https://www.logisteed.com/jp/
1950年創業。「グローバルサプライチェーンにおいて最も選ばれるソリューションプロバイダ」を経営ビジョンに掲げる3PL(サードパーティロジスティクス)事業の先駆者。3PL、重量機工、フォワーディングからなるスマートロジスティクスで国内外に800カ所以上の事業所を展開し、さまざまな物流課題解決に挑戦。物流業界をけん引するリーディングカンパニー。
■三菱HCキャピタルグループについて
Webサイト https://www.mitsubishi-hc-capital.com/
三菱HCキャピタルグループは、“未踏の未来へ、ともに挑むイノベーター”を「10年後のありたい姿」に掲げ、その実現に向けて、祖業のリースはもとより、有形無形のアセットの潜在価値を最大限に活用したサービスや事業経営などに取り組んでいます。「カスタマーソリューション」「海外地域」「環境エネルギー」「航空」「ロジスティクス」「不動産」「モビリティ」の7つのセグメントのもと、連結総資産は約11兆円、連結従業員は約8,400人を擁し、世界20カ国以上で事業を展開しています(2024年3月末時点)。
わたしたちは、絶えず変化する社会や事業環境の変化を先取りし、お客さま・パートナーとともに新たな社会価値を創出することで、社会的課題の解決、ひいては持続可能で豊かな未来の実現に貢献していきます。
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~フォークリフトオペレーター不足解消等の物流課題解決に貢献~
株式会社椿本チエイン*¹とKDDI株式会社*²が共同出資する株式会社Nexa Ware(ネクサウェア)*³は、ロジスティード株式会社*⁴、三菱HCキャピタル株式会社*⁵と、「物流倉庫向け遠隔フォークリフト操作システムの事業化」に向けて共同検討することついて合意し、基本合意書を締結しました。3社で物流改革を推進し、慢性的なフォークリフトオペレーター不足解消、冷凍倉庫等の過酷な作業環境改善・安全性向上による物流業界の魅力向上などの課題解決に貢献すると共に、持続可能な物流の実現を目指してまいります。
遠隔フォークリフトとは、既存のフォークリフトにセンサーやカメラなどの遠隔操作ユニットを後付けして、遠隔から操作できるフォークリフトです。倉庫にカメラやセンサーなどの追加設置が不要なため、すでにお客様が保有しているフォークリフトを有効活用し、早期導入が可能などの特長があります。
今後は、遠隔操作ユニットの開発、実機による操作性・作業性の検証に加え、冷凍倉庫などの厳しい環境下での運行検証を実施し、付帯サービスを含めた「物流倉庫向け遠隔フォークリフト操作システムの事業化」を目指します。

遠隔フォークリフト操作システム検証機(左)と遠隔操作用モニタ画像
1.協業の背景
EC市場をはじめとする物流需要の増加や労働人口減少を背景に、物流業界では労働力不足が喫緊の課題となっており、省人化や生産性向上に向けて倉庫自動化の動きが加速しています。その中にあって、荷物の積み下ろしや移動など様々な作業にフォークリフトが利用されており、フォークリフトオペレーターの技能や人員確保が物流倉庫全体の稼働率に大きく影響しています。さらに、冷凍倉庫や空調設備のない現場など厳しい作業環境でのフォークリフト作業も多く、作業者の健康管理の面からも作業改善が求められています。このような状況下、遠隔フォークリフトは、過酷な作業環境改善と安全性向上による物流業界の魅力向上、フォーク作業の多様化による雇用対象者の拡大、作業場所と操作場所の制約排除による業務効率向上といった課題解決手段を提供するものです。
物流倉庫DXを通じて次世代物流システムの開発、提供に取り組むNexa Wareは、ロジスティード株式会社の遠隔操作フォークリフト作業検証による知見と技術検証ノウハウ、三菱HCキャピタル株式会社の顧客とのネットワーク力を生かした「物流倉庫における遠隔フォークリフト操作システムの事業化」により、これらの課題解決、持続可能な物流の実現に貢献していきます。
2.遠隔操作フォークリフトの特長
開発中の遠隔操作フォークリフトは既存フォークリフトに、センサーや複数のカメラを後付けすることで、遠隔操作を可能にする仕組みです。運転に必要な各操作レバーを遠隔操作するためのアクチュエータも開発し、レバーの加圧力の微調整など遠隔操作でも有人と同じ操作性を実現します。
*フォークリフトの運転には免許が必要です
1.既存フォークリフトの有効活用
遠隔操作により、複数拠点にある複数台のフォークリフトを倉庫外から操作することが可能になります。また、既存フォークリフトに遠隔操作ユニットを後付けできるため、既存フォークリフトの有効活用と早期導入を実現します。
2.オぺレーターの有効活用
遠隔でフォークリフト作業に従事できるため、勤務場所を限定する必要がなく、夜間など人が集まりにくい時間帯でも少人数で運用が可能になります。 就労世代・障がい者雇用の拡大にもつながります。
3.作業環境の改善
冷凍倉庫や空調設備のない倉庫などの厳しい作業環境下でも、遠隔操作により安心・安全な環境での作業を実現。オペレーターの身体的負担を大幅に軽減します。
4.物流現場の業務効率向上
フォークリフト作業が必要な時間帯のみ遠隔操作を指示できるため、時間単位での作業管理が可能です。作業対応時間の拡大、オペレーター1人当たりの作業効率向上、人件費削減にもつながります。
3.今後の展開
1号機開発、実機での様々な検証を経て、2025年度中の販売開始を目指します。
*1 株式会社椿本チエイン (本社:大阪市北区、社長:木村 隆利)
*2 KDDI株式会社 (本社:東京都千代田区、代表取締役社長 CEO:高橋 誠)
*3 株式会社Nexa Ware (本社:東京都千代田区、社長:北村 隆之)
*4 ロジスティード株式会社 (本社:東京都中央区、代表取締役 会長兼社長執行役員(CEO) 中谷 康夫)
*5 三菱HCキャピタル株式会社(本社、東京都千代田区、代表取締役社長 久井大樹)
■商品に関するお問合せ先
株式会社Nexa Ware セールスエンジニアリング部
TEL 03-6841-3867 お問合せフォーム https://nexaware.com/contact/
【ご参考】
■株式会社Nexa Ware(ネクサウェア)
Webサイト https://nexaware.com/
物流倉庫のDX推進をねらいに、椿本チエインとKDDIの共同出資により2024年4月1日に設立。ベンダーフリーの最適設計により、自動化システムの構築から通信、ネットワーク、データに基づいたコンサルティング、運用保守までをワンストップで提供することで、物流倉庫DXの推進とそれによる物流2024年問題などの社会課題解決への寄与を目指している。
■ロジスティード株式会社について
Webサイト https://www.logisteed.com/jp/
1950年創業。「グローバルサプライチェーンにおいて最も選ばれるソリューションプロバイダ」を経営ビジョンに掲げる3PL(サードパーティロジスティクス)事業の先駆者。3PL、重量機工、フォワーディングからなるスマートロジスティクスで国内外に800カ所以上の事業所を展開し、さまざまな物流課題解決に挑戦。物流業界をけん引するリーディングカンパニー。
■三菱HCキャピタルグループについて
Webサイト https://www.mitsubishi-hc-capital.com/
三菱HCキャピタルグループは、“未踏の未来へ、ともに挑むイノベーター”を「10年後のありたい姿」に掲げ、その実現に向けて、祖業のリースはもとより、有形無形のアセットの潜在価値を最大限に活用したサービスや事業経営などに取り組んでいます。「カスタマーソリューション」「海外地域」「環境エネルギー」「航空」「ロジスティクス」「不動産」「モビリティ」の7つのセグメントのもと、連結総資産は約11兆円、連結従業員は約8,400人を擁し、世界20カ国以上で事業を展開しています(2024年3月末時点)。
わたしたちは、絶えず変化する社会や事業環境の変化を先取りし、お客さま・パートナーとともに新たな社会価値を創出することで、社会的課題の解決、ひいては持続可能で豊かな未来の実現に貢献していきます。
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