和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2025年03月31日(月)
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【イベントレポート】未来を切り拓く、創造力の軌跡 - 大阪芸術大学卒業生たちの歩みと新たな挑戦令和6年度 大阪芸術大学 卒業証書・学位記授与式

大阪芸術大学
■開催日時:2025年3月21日(金)■開催場所:大阪芸術大学 総合体育館

 大阪芸術大学(所在地:大阪府南河内郡/学長:塚本 邦彦)は、2025年3月21日(金)に大阪芸術大学 総合体育館にて令和6年度 大阪芸術大学 卒業証書・学位記授与式(以下:卒業式)を開催いたしました。芸術学部および大学院の卒業生が一堂に会しそれぞれの学びの集大成を迎えました。



 式典は右方の舞楽「延喜楽」の舞と演奏で始まり、卒業生たちはこれまでの学びの日々を振り返りながら未来への期待とともに卒業式に臨みました。
 会場には多くの卒業生が参列し、代表者には卒業証書および学位記が授与されました。これまで芸術活動に励んできた学生たちにとってこの証書は努力の結晶であり、新たな挑戦への励みとなるものです。さらに、在学中特に優秀な成績を収めた学生には表彰が行われ、大阪芸術大学での学びの価値を示すものとなりました。
 卒業式の最後には大阪芸術大学管弦楽団による大阪芸術大学応援歌「いま君は美しい」の演奏が行われ、会場は温かい祝福のムードに包まれました。卒業生たちは学んできた知識や技術を生かし、それぞれの夢に向かって歩みを進めていきます。







【卒業生インタビュー】
本学で学び、多くの経験を積んだ卒業生たちに、在学中の印象的な出来事や今後の展望について伺いました。

美術学科 版画コース卒業生 朝井颯志さん

作品名:生と死(左)、虹の門(右)

在学中は版画家・中林忠良先生による特別講義が特に印象に残っています。独学で学んできた技術を、先生の指導を通じて深めることができ、版画の奥深さを改めて実感しました。卒業後はフリーランスとして工房に所属し、銅版画の制作を続けていきます。ギャラリーとの交流を広げながら、個展やグループ展の開催、さらには海外での作品発表にも挑戦していきたいと考えています。大阪芸術大学は施設が充実しており、特に図書館の豊富な蔵書や、他分野の学生との交流を通じて、多くの刺激を受けました。在学中の経験を経て、フリーランスとしての道に自信を持てるようになったことが大きな成長です。

デザイン学科 デジタルメディアコース卒業生 今井 凛さん

作品名:音を色に変える~音声の可視化の研究~

在学中で最も印象に残っている制作は、卒業制作です。これまでの課題はテーマが決まっていましたが、卒業制作では自ら課題を設定し、ゼロから取り組む必要がありました。新たな技術を学びながら試行錯誤を重ねた経験は、これからの制作にも生きると感じています。卒業後は印刷会社のデジタル部門で制作ディレクターとして働く予定です。広告やイベント企画など、デジタル技術を活用した表現に挑戦できる環境に魅力を感じています。また、仕事と並行して、ゲーム制作やイラストなど、自分なりの創作活動も続けていきたいです。大阪芸術大学の魅力は、多様な分野を横断して学べる点だと考えています。デザイン学科では、プロダクトデザインやグラフィック、デジタル技術など幅広く学びました。また、吹きガラスや金属工芸など、専門外の分野にも触れる機会があり、視野が広がりました。こうした経験を通じて、自分の進む道をより明確にすることができたと感じています。
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