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2025年03月31日(月)
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中期経営計画「SGH Story 2027」策定について

2025/3/27
SGホールディングス株式会社

 SGホールディングス株式会社(本社:京都市南区、代表取締役会長:栗和田榮一)は2026年3月期から2028年3月期までの中期経営計画「SGH Story 2027」を策定しましたので、お知らせします。

 

1.中期経営計画「SGH Story 2024」(2023年3月期~2025年3月期)の振り返り

 「SGH Story 2024」では、「持続可能な成長を実現する次世代の競争優位性創出」を基本方針に、総合物流ソリューションの高度化、競争優位創出につながる経営資源の拡充、ガバナンスの更なる高度化に取り組みました。

 日本国内におけるインフレの進行による消費の弱含みや競争環境の激化などにより、宅配便の取扱個数が減少したこと、また新型コロナウイルス感染症拡大による影響が収束に向かう中、フォワーディングにおける物量・運賃の下落が想定以上に進行したことを受け、営業収益・営業利益ともに計画を下回る結果になりました。

 一方で、適正運賃収受の取り組みは計画以上で進捗しているほか、大型中継センターなどの施設投資が着実に進行、C&Fロジホールディングスの株式取得、モリソン社株式取得の決定(取得完了は2025年度)といった戦略投資により2030年までの成長に向けたリソース拡充は大きく進捗しました。

 引き続き、厳しい競争環境を見据えた各サービスの規模拡大や収益性改善、インフレ環境や労働力減少を見据えた輸送ネットワーク維持に向けた取り組みが課題であると認識しています。

 

2.新中期経営計画「SGH Story 2027」(2026年3月期~2028年3月期)について

 事業環境がめまぐるしく変化する中、当社グループの掲げるSGHビジョン2030「Grow the new Story.新しい物流で、新しい社会を、共に育む。」におけるありたい姿として、「お客さまおよび社会において、必要不可欠な存在、(=インフラ)」と定義しました。

 この2030年のありたい姿のもと、新中期経営計画「SGH Story 2027」における基本方針は「トータルロジスティクスの高度化とグローバル物流の基盤拡大」とし、以下の重点戦略を策定し取り組んでまいります。

 

■国内サービス領域とグローバル物流基盤の拡大

①宅配便のサービス競争力の拡大と効率化による収益基盤の強化

②低温物流ソリューションの拡大による国内屈指のコールドチェーン構築

③国内ロジスティクスの付加価値向上とTMS※事業領域の拡大

④グローバル物流の顧客基盤拡大と収益性向上

■成長を支える経営資源の拡充

⑤パートナー企業との連携強化を含むサービスインフラの維持•強化

⑥人的資本への投資による企業価値の最大化

⑦DX、R&D、最新テクノロジーへの投資による事業競争力向上

 

■持続可能な経営に向けた取り組み

⑧脱炭素をはじめとする社会•環境課題への対応

⑨企業価値の向上に向けたガバナンスの高度化

 

【数値目標】

【表:https://kyodonewsprwire.jp/prwfile/release/M107999/202503276376/_prw_PT1fl_pb4Ah11J.png

 

詳細な説明資料は以下をご覧ください。

https://ssl4.eir-parts.net/doc/9143/ir_material15/247686/00.pdf

 

※TMS:Transportation Management System。「貸し切り・直行」などのチャーターサービスを強化し、当社グループ及び外部輸送業者を活用して顧客企業にとって最適な物流サービスを提供する宅配便以外の付加価値輸送サービス。



プレスリリース詳細へ https://kyodonewsprwire.jp/release/202503276376
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