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小山薫堂副学長が提唱する「EARTH FOOD」を世界に発信するためのパッケージデザインに、京都芸術大学の学生３名のデザイン案が採択され、「EARTH MART」パビリオンで展示されます！
学校法人 瓜生山学園 京都芸術大学
大阪・関西万博で小山薫堂氏がプロデュースする「EARTH MART」。その中で小山氏が提唱する「EARTH FOOD 25」を世界に発信するため、パッケージデザインの公募がありました。
「EARTH FOODS 25」
「EARTH FOODS 25」とは、日本が培った食材、食品、食の知恵・技術の中から25を選定し、その価値を国内外に発信することで、地球の食の未来をより良くするためのアイデアを共有するためのリストです。 日本の食文化は、「地球との共生」と「食の知恵・技術」の集積です。豊かな海洋国家（海の面積は世界第6位）として、昔から受け継がれてきた「海藻文化」と「発酵文化」があり、そこには多くの知恵や技術の集積があり、菜食・発酵・健康が結びついた食の自然観をもっています。 この日本がもつ食の価値・本質を再定義し、世界に共有することで、食文化発展や環境問題解決への貢献につながることを目指しています。
EARTH MART https://expo2025earthmart.jp/
今回、採択された学生のアイデアは「原案」として、大きさ・色・素材など一部変更しながら、展示として成り立つように変更して模型が制作されました。学生のアイデアがどのように展示で活用されているのか、ぜひ展示会場でご覧ください。
採択されたデザインと学生のコメント
香酸かんきつ：吉田和佳奈（プロダクトデザイン学科 プロダクトデザインコース 2年）
コンセプト：ゆず、橙、かぼす、すだちにはそれぞれ香りに違いがあると思います。パッケージを通じて香酸かんきつの「香り」を多くの人に楽しんでもらいながら、この食材について知ってもらいたいと考えています！香りを感じやすくするためにはどうしたら良いか考えた時に、香酸かんきつを吊るすというアイデアが浮かびました。柑橘類の爽やかさや涼し気な感じを表現するために、風鈴をモチーフにしながらパッケージをデザインしました。
初めてデザインコンペに挑戦し、採用されたことを知った時はすごく嬉しかったです。世界中の人が集まる関西万博で、自分の作品を展示して頂けることに感謝しています。これからも新しいことにチャレンジしながらデザイナーとして頑張りたいです！
こんにゃく：下岡玲音（プロダクトデザイン学科 プロダクトデザインコース 2年）
私は、こんにゃくが水につけられて売られているという点に着目し、日本の伝統的な遊び道具であるヨーヨーをイメージして、デザインを行ないました。水風船自体は、透明でこんにゃくが見えるものになっています。食べる前にヨーヨーで少し遊び、ボールを割って玉こんにゃくを取り出すという要素によって、何よりも楽しんで食べるということを意識しました。このデザインによって、一度は遊んだことがあるであろうヨーヨーによる懐かしさを感じて欲しいと考えています。
今回、このコンペティションに採用されたと知ったとき、本当に自分が選ばれたのかという驚きとシンプルな喜びの気持ちでいっぱいでした。
そしてなにより、誰かに発信できる場を与えていただいたこと大変ありがたく思います。選ばれたことを自信に繋げ、この経験に見合うデザイナーになれるよう努力していきたいです！
すり身：高野環（プロダクトデザイン学科 プロダクトデザインコース 3年）
玉手箱のように蓋と底の箱からなる２段構造パッケージ。蓋がついていて上の段のジオラマだけが見える状態と、蓋が開き下の段のジオラマが見える状態があります。
上の段は、蓋としての役割を持ち日本の江戸時代の伝統的な漁港を再現したジオラマになっています。たくさんの建物や人々でにぎわう漁港の、全体的に質素ながらも生き生きとした様子を表現しました。
下の段は、塀に囲まれたすり身専門の市場。すり身からなる食品たちの色や形の面白さをモチーフにした小屋が立ち並び、それぞれが個包装のパッケージになっています。上の段とは違い日本の伝統的な建築を表現するだけでなく遊び心を持たせ、食の魅力を感じられるようにしました。
私は自分のアイデア採用されたと知ったとき、結果だけでなく、大学の外の人々に自分のデザインが認められたことに大きな喜びを感じました。
また就活の際の実績にもなるため、思い切ってコンテストに応募して幸いだと感じました。
京都芸術大学 https://www.kyoto-art.ac.jp/
京都芸術大学は、10学科24コースからなる国内最大規模の総合芸術大学です。芸術を通して社会で必要な力を育成しています。 芸術を学んだ学生が社会を変える「藝術立国」を教育目標に掲げ、通学課程では特に “社会と芸術”の関わりを重視した芸術教育を推進。企業や自治体などが抱える課題を、学生たちがアート・デザインの力で解決する「社会実装プロジェクト」が年間100件以上あります。学科を超えたグループワークや実際の仕事を通して、社会性を備えた表現者を育成しています。
所在地：〒606-8271 京都府京都市左京区北白川瓜生山町2-116
学科編成：10学科24コース（美術工芸学科、キャラクターデザイン学科、情報デザイン学科、プロダクトデザイン学科、空間演出デザイン学科、環境デザイン学科、映画学科、舞台芸術学科、文芸表現学科、こども芸術学科）
在籍者数：4,114名（芸術学部 正科生、2024年5月現在）
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大阪・関西万博で小山薫堂氏がプロデュースする「EARTH MART」。その中で小山氏が提唱する「EARTH FOOD 25」を世界に発信するため、パッケージデザインの公募がありました。
「EARTH FOODS 25」
「EARTH FOODS 25」とは、日本が培った食材、食品、食の知恵・技術の中から25を選定し、その価値を国内外に発信することで、地球の食の未来をより良くするためのアイデアを共有するためのリストです。 日本の食文化は、「地球との共生」と「食の知恵・技術」の集積です。豊かな海洋国家（海の面積は世界第6位）として、昔から受け継がれてきた「海藻文化」と「発酵文化」があり、そこには多くの知恵や技術の集積があり、菜食・発酵・健康が結びついた食の自然観をもっています。 この日本がもつ食の価値・本質を再定義し、世界に共有することで、食文化発展や環境問題解決への貢献につながることを目指しています。
EARTH MART https://expo2025earthmart.jp/
今回、採択された学生のアイデアは「原案」として、大きさ・色・素材など一部変更しながら、展示として成り立つように変更して模型が制作されました。学生のアイデアがどのように展示で活用されているのか、ぜひ展示会場でご覧ください。
採択されたデザインと学生のコメント
香酸かんきつ：吉田和佳奈（プロダクトデザイン学科 プロダクトデザインコース 2年）
コンセプト：ゆず、橙、かぼす、すだちにはそれぞれ香りに違いがあると思います。パッケージを通じて香酸かんきつの「香り」を多くの人に楽しんでもらいながら、この食材について知ってもらいたいと考えています！香りを感じやすくするためにはどうしたら良いか考えた時に、香酸かんきつを吊るすというアイデアが浮かびました。柑橘類の爽やかさや涼し気な感じを表現するために、風鈴をモチーフにしながらパッケージをデザインしました。
初めてデザインコンペに挑戦し、採用されたことを知った時はすごく嬉しかったです。世界中の人が集まる関西万博で、自分の作品を展示して頂けることに感謝しています。これからも新しいことにチャレンジしながらデザイナーとして頑張りたいです！
こんにゃく：下岡玲音（プロダクトデザイン学科 プロダクトデザインコース 2年）
私は、こんにゃくが水につけられて売られているという点に着目し、日本の伝統的な遊び道具であるヨーヨーをイメージして、デザインを行ないました。水風船自体は、透明でこんにゃくが見えるものになっています。食べる前にヨーヨーで少し遊び、ボールを割って玉こんにゃくを取り出すという要素によって、何よりも楽しんで食べるということを意識しました。このデザインによって、一度は遊んだことがあるであろうヨーヨーによる懐かしさを感じて欲しいと考えています。
今回、このコンペティションに採用されたと知ったとき、本当に自分が選ばれたのかという驚きとシンプルな喜びの気持ちでいっぱいでした。
そしてなにより、誰かに発信できる場を与えていただいたこと大変ありがたく思います。選ばれたことを自信に繋げ、この経験に見合うデザイナーになれるよう努力していきたいです！
すり身：高野環（プロダクトデザイン学科 プロダクトデザインコース 3年）
玉手箱のように蓋と底の箱からなる２段構造パッケージ。蓋がついていて上の段のジオラマだけが見える状態と、蓋が開き下の段のジオラマが見える状態があります。
上の段は、蓋としての役割を持ち日本の江戸時代の伝統的な漁港を再現したジオラマになっています。たくさんの建物や人々でにぎわう漁港の、全体的に質素ながらも生き生きとした様子を表現しました。
下の段は、塀に囲まれたすり身専門の市場。すり身からなる食品たちの色や形の面白さをモチーフにした小屋が立ち並び、それぞれが個包装のパッケージになっています。上の段とは違い日本の伝統的な建築を表現するだけでなく遊び心を持たせ、食の魅力を感じられるようにしました。
私は自分のアイデア採用されたと知ったとき、結果だけでなく、大学の外の人々に自分のデザインが認められたことに大きな喜びを感じました。
また就活の際の実績にもなるため、思い切ってコンテストに応募して幸いだと感じました。
京都芸術大学 https://www.kyoto-art.ac.jp/
京都芸術大学は、10学科24コースからなる国内最大規模の総合芸術大学です。芸術を通して社会で必要な力を育成しています。 芸術を学んだ学生が社会を変える「藝術立国」を教育目標に掲げ、通学課程では特に “社会と芸術”の関わりを重視した芸術教育を推進。企業や自治体などが抱える課題を、学生たちがアート・デザインの力で解決する「社会実装プロジェクト」が年間100件以上あります。学科を超えたグループワークや実際の仕事を通して、社会性を備えた表現者を育成しています。
所在地：〒606-8271 京都府京都市左京区北白川瓜生山町2-116
学科編成：10学科24コース（美術工芸学科、キャラクターデザイン学科、情報デザイン学科、プロダクトデザイン学科、空間演出デザイン学科、環境デザイン学科、映画学科、舞台芸術学科、文芸表現学科、こども芸術学科）
在籍者数：4,114名（芸術学部 正科生、2024年5月現在）
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