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世界をリードする第三者認証で持続可能性と合法性が認められたカナダ産木質ペレット
サステナブルな林産品サプライヤーとしてのグローバルな評価を獲得
カナダ最大の木質ペレット業界団体であるカナダ木質ペレット協会(WPAC: Wood Pellet Association of Canada)より、カナダ産木質ペレットの持続可能性と合法性を保証する第三者認証についてご紹介します。
[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2916/106426/350_325_2025032119441267dd42fcca70c.jpg
WPACは持続可能性と合法性が認められたカナダ産木質ペレットを世界へ向けて供給しています。今日では、ヨーロッパやアジアの発電所では石炭をカナダ産木質ペレットに切り替え、化石燃料由来のGHG排出の削減を実現しています。世界最大のバイオマス発電所を運営する英国企業Drax社では国内の約6%の電力を供給していますが、燃料を石炭をから木質ペレットへ転換したことによりGHG排出量の80%以上削減に成功しました。当企業で使用しているペレットの大半がカナダ産です。
カナダのペレット生産者は一般的に直接森林管理にあたることはありませんが、製材工程での副産物や、個々の伐採業者から意図的に枯木、病害木、損傷木や低級材から抽出した木質原料を購入しています。定評のあるサプライヤーとのみ取引し、サプライヤーの扱う原木の出自を把握することで、購入する材料の持続可能性を確保しています。
持続可能な原料の根拠となるのは、国際的に認められた第三者による森林管理認証です。森林管理協議会(FSC)にはカナダ版規格があり、他にもカナダ規格協会(CSA)と持続可能な森林イニシアチブ(SFI)という2つのカナダ森林管理規格が、Programme for the Endorsement of Forest Certification (PEFC)に認定されています。加えて、FSC、SFI 、PEFCなどの森林管理認証は、CoC(管理の連鎖)の第三者認証により補完されています。これにより森林からエンドユーザに渡るまでのサプライチェーンのいずれの段階においても、木質の持続可能性が保持されていることが証明されます。これらの認証制度により、カナダ産木質ペレットは政府による取締りだけでなく、第三者によって持続可能な森林管理の遵守を裏付けているのです。
ヨーロッパやアジアに輸出しているカナダの木質ペレット生産者はさらに、持続可能なバイオマスプログラム(SBP)による第三者認証を取得しています。SBPは2013年に設立された制度で、主に大規模発電に用いられる木質ペレットやチップといった木質バイオマスを対象として原料の出自が合法的かつ持続可能であることを認証します。
カナダ産原料の大半は認証林からのものですが、該当しない場合はSBPの基準に照らして評価をする必要があります。これによって木質ペレット生産者は合法性と持続可能性に関して下記の16基準を網羅した38のSBP指標に則してリスク評価を行い、コンプライアンスに関するリスクを特定しています。
木質原料の採取場所が適切に定義されている
森林所有者もしくは管理者が当該森林に対し合法的権利を有している
法規が遵守されている
ロイヤルティや税金が支払われている
絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(CITES)が遵守されている
伐採が伝統的権利や市民の権利を侵害していない
森林の特別な価値や種の保全
生態系機能の保全
森林生産性の維持
生態系の健康と生命力の保全
先住民とそのコミュニティの法的および伝統的権利の尊重
不満や紛争の解決
林業労働者の労働権の保護
林業労働者の健康と安全の保護
炭素貯留の維持
遺伝子組換え樹木の使用禁止
カナダで用いられている森林認証制度はすべて、世界中で持続可能な森林管理の基礎とされている原則や基準、目的を推進するものです。いずれも環境、社会および経済的利益を代表した理事会によるバランスの取れたガバナンスを有し、広く市民の参加を得て、定期的に規格の改定にあたっています。加えて伐採地における植林や法の順守、違法伐採や無許可伐採がないことを確認し、生物多様性の保全や持続可能な伐採のほか、野生生物の生息地や土壌、水源の保全も確認しています。
認証は毎年、国際的に認められた第三者機関が行い、持続可能な森林管理規格に照らして評価します。これが強固な森林管理法規と相まって、合法的かつサステナブルに生産された林産品サプライヤーとしてのカナダの名声を支えており、カナダの認証林面積は推定1億5800万haと、世界第1位を誇っています。
[画像2]https://digitalpr.jp/simg/2916/106426/700_303_2025032119555767dd45bdc2e44.png
カナダの認証林面積の推移(2000年~2021年)
WPACも第三者認証によって、サステナブルな林産品サプライヤーとしてのグローバルな評価が確立されています。今後も合法的かつ持続可能な出自の高品質ペレットを安定的に供給し、世界中のお客さまからの信頼を獲得していきます。
■カナダ産木質ペレットの世界をリードする第三者認証について
https://pellet.gotbdev.com/ja/resources-ja/%e8%aa%8d%e8%a8%bc%e3%81%a7%e4%b8%96%e7%95%8c%e3%82%92%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%89/
カナダ木質ペレット協会(WPAC: Wood Pellet Association of Canada)
カナダ最大の木質ペレット業界団体です。カナダの持続可能で世界をリードする木質ペレットセクターの代弁者として、WPAC会員とともに責任ある再生可能なクリーンエネルギーを世界に供給することに尽力しています。カナダ全土に施設を有する50以上の生産者と組合員を代表し、かつては廃棄物とみなされていた繊維をペレットの変容力を利用した責任ある再生可能エネルギーに変えています。詳しくは https://pellet.org/ja
をご覧ください。
プレスリリース詳細へ https://digitalpr.jp/r/106426
カナダ最大の木質ペレット業界団体であるカナダ木質ペレット協会(WPAC: Wood Pellet Association of Canada)より、カナダ産木質ペレットの持続可能性と合法性を保証する第三者認証についてご紹介します。
[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2916/106426/350_325_2025032119441267dd42fcca70c.jpg
WPACは持続可能性と合法性が認められたカナダ産木質ペレットを世界へ向けて供給しています。今日では、ヨーロッパやアジアの発電所では石炭をカナダ産木質ペレットに切り替え、化石燃料由来のGHG排出の削減を実現しています。世界最大のバイオマス発電所を運営する英国企業Drax社では国内の約6%の電力を供給していますが、燃料を石炭をから木質ペレットへ転換したことによりGHG排出量の80%以上削減に成功しました。当企業で使用しているペレットの大半がカナダ産です。
カナダのペレット生産者は一般的に直接森林管理にあたることはありませんが、製材工程での副産物や、個々の伐採業者から意図的に枯木、病害木、損傷木や低級材から抽出した木質原料を購入しています。定評のあるサプライヤーとのみ取引し、サプライヤーの扱う原木の出自を把握することで、購入する材料の持続可能性を確保しています。
持続可能な原料の根拠となるのは、国際的に認められた第三者による森林管理認証です。森林管理協議会(FSC)にはカナダ版規格があり、他にもカナダ規格協会(CSA)と持続可能な森林イニシアチブ(SFI)という2つのカナダ森林管理規格が、Programme for the Endorsement of Forest Certification (PEFC)に認定されています。加えて、FSC、SFI 、PEFCなどの森林管理認証は、CoC(管理の連鎖)の第三者認証により補完されています。これにより森林からエンドユーザに渡るまでのサプライチェーンのいずれの段階においても、木質の持続可能性が保持されていることが証明されます。これらの認証制度により、カナダ産木質ペレットは政府による取締りだけでなく、第三者によって持続可能な森林管理の遵守を裏付けているのです。
ヨーロッパやアジアに輸出しているカナダの木質ペレット生産者はさらに、持続可能なバイオマスプログラム(SBP)による第三者認証を取得しています。SBPは2013年に設立された制度で、主に大規模発電に用いられる木質ペレットやチップといった木質バイオマスを対象として原料の出自が合法的かつ持続可能であることを認証します。
カナダ産原料の大半は認証林からのものですが、該当しない場合はSBPの基準に照らして評価をする必要があります。これによって木質ペレット生産者は合法性と持続可能性に関して下記の16基準を網羅した38のSBP指標に則してリスク評価を行い、コンプライアンスに関するリスクを特定しています。
木質原料の採取場所が適切に定義されている
森林所有者もしくは管理者が当該森林に対し合法的権利を有している
法規が遵守されている
ロイヤルティや税金が支払われている
絶滅のおそれのある野生動植物の種の国際取引に関する条約(CITES)が遵守されている
伐採が伝統的権利や市民の権利を侵害していない
森林の特別な価値や種の保全
生態系機能の保全
森林生産性の維持
生態系の健康と生命力の保全
先住民とそのコミュニティの法的および伝統的権利の尊重
不満や紛争の解決
林業労働者の労働権の保護
林業労働者の健康と安全の保護
炭素貯留の維持
遺伝子組換え樹木の使用禁止
カナダで用いられている森林認証制度はすべて、世界中で持続可能な森林管理の基礎とされている原則や基準、目的を推進するものです。いずれも環境、社会および経済的利益を代表した理事会によるバランスの取れたガバナンスを有し、広く市民の参加を得て、定期的に規格の改定にあたっています。加えて伐採地における植林や法の順守、違法伐採や無許可伐採がないことを確認し、生物多様性の保全や持続可能な伐採のほか、野生生物の生息地や土壌、水源の保全も確認しています。
認証は毎年、国際的に認められた第三者機関が行い、持続可能な森林管理規格に照らして評価します。これが強固な森林管理法規と相まって、合法的かつサステナブルに生産された林産品サプライヤーとしてのカナダの名声を支えており、カナダの認証林面積は推定1億5800万haと、世界第1位を誇っています。
[画像2]https://digitalpr.jp/simg/2916/106426/700_303_2025032119555767dd45bdc2e44.png
カナダの認証林面積の推移(2000年~2021年)
WPACも第三者認証によって、サステナブルな林産品サプライヤーとしてのグローバルな評価が確立されています。今後も合法的かつ持続可能な出自の高品質ペレットを安定的に供給し、世界中のお客さまからの信頼を獲得していきます。
■カナダ産木質ペレットの世界をリードする第三者認証について
https://pellet.gotbdev.com/ja/resources-ja/%e8%aa%8d%e8%a8%bc%e3%81%a7%e4%b8%96%e7%95%8c%e3%82%92%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%89/
カナダ木質ペレット協会(WPAC: Wood Pellet Association of Canada)
カナダ最大の木質ペレット業界団体です。カナダの持続可能で世界をリードする木質ペレットセクターの代弁者として、WPAC会員とともに責任ある再生可能なクリーンエネルギーを世界に供給することに尽力しています。カナダ全土に施設を有する50以上の生産者と組合員を代表し、かつては廃棄物とみなされていた繊維をペレットの変容力を利用した責任ある再生可能エネルギーに変えています。詳しくは https://pellet.org/ja
をご覧ください。
プレスリリース詳細へ https://digitalpr.jp/r/106426