和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2025年03月27日(木)
提供:PR TIMES
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社会構想大学院大学、2024年度 学位授与式を挙行

学校法人先端教育機構
開学8年目、2研究科から計258名の修了生が誕生

 学校法人先端教育機構 社会構想大学院大学(東京都港区、学長:吉國浩二)は、2025年3月22日(土)に、実務教育研究科およびコミュニケーションデザイン研究科の2024年度学位授与式を挙行いたしました。
両研究科より、計48名が修士課程を修了し、それぞれに学位が授与されました。




本式では、吉國浩二学長を始め列席した教員から修了生へ御祝いの言葉が贈られました。また、各研究科修了生から代表謝辞が行われ、2年間の自身の挑戦、研究をさらに進化させ社会に貢献していく決意を語りました。

■ 社会構想大学院大学 学長 吉國 浩二 式辞 (一部抜粋)


「本日、多くの皆さんが本学の全課程を修了し、修士学位を取得されました。誠におめでとうございます。教職員を代表して、心よりお祝い申し上げます。皆さんが本業と両立しながら、専門領域の修士課程を修了するには、大変な努力が必要でした。その努力が実を結び、学位記を手にされたことを誇りに思い、私たちも深く敬意を表します。この2年間、世界は大きな変革期にありました。



国際情勢では、ロシアのウクライナ侵攻やパレスチナでの戦闘が続き、和平への道のりは依然として不透明です。また、各国で台頭する権威主義や自国優先主義は、国際協調や持続可能な社会の構築を阻む要因となっています。一方、日本国内に目を向けると、デジタル化の遅れ、エネルギーや食料の自給問題、人口減少など、解決すべき課題が山積しています。このような時代において、皆さんが本学で培った『社会を構想する力』は、必ずや未来を切り開く大きな力となるでしょう。本学で得たもう一つの大切な財産は、『仲間』です。同期の仲間、先生方、そしてこれから出会う先輩・後輩とのつながりは、これからの人生において貴重な財産となります。多様な知見を持つ人々と協力しながら、よりよい社会を築く努力を続けてください。皆さんはこれからも社会構想大学院大学の一員です。自らの信念に基づき、社会の未来を構想しながら、それぞれの道を切り拓いていかれることを心より願っています。改めて、学位取得を心からお祝い申し上げます。」

 
■修了生代表ご挨拶 抜 実務教育研究科 近 咲子さん


「自分が伝えたいことを考え抜くこと、探求したことを論理的に整理し、アウトプットすること。先生方に導かれたこのプロセスを通して、感情の波に流されず、不安に押しつぶされず、『今、ここ』に集中する術を会得しました。これこそが、頭を上げ前に進むための杖になりました。今、再び巡り来たこの春、私たちは昨年の春とは異なります。社会構想大学院大学で学びという杖を手に入れました。この杖を手に、私たちは旅立ちます。



旅の先に広がる道はそれぞれ異なれど、学びという杖の力をさらに多くの社会人に伝えたいという気持ちは、皆、同じです。実践と理論を融合させるこの強力な杖を、ひとりでも多くの社会人に手にして欲しい、そのために自分たちができることに取り組んでいきたい。この強い想いを胸に刻んでおります。」

【実務教育研究科 2024年度修了生 研究テーマ(一部)】
〇企業の中堅リーダーが「引き出す」スタイルを発揮する ための介入および支援方法に関する考察
-ファシリテーション研修からの行動変容モデルの応用可能性-
〇地域から高める防災意識に関する研究 -リスク・レジリエンスに注目した防災のあり方-
〇学びの地図としての学習指導要領の活用方法は、生徒が各教科を体系的に学び、学びの自律性を促進するためにどのように役立つか?ー高校生にとって学習指導要領を「学びの地図」として活用してもらうためにー
〇地域から望まれる専門学校の在り方 -和歌山県の事例を基にした教育機関ができる地方創生-
〇女性の人生に寄り添うキャリア支援の検討 -キャリア形成スタイルに基づく支援アプローチ-
〇成長と学びのハイブリッドモデルとそのメカニズム -これからの時代を生きるキャリアを構成する3つの力とは-
※その他、実務教育研究科、院生、修了生の研究内容、インタビューはこちら


修了生代表ご挨拶 抜粋 コミュニケーションデザイン研究科 望月 賢一さん
「この2年間、『実務と理論の架け橋』という文字通り、実践と理論を行き来しながら、コミュニケーションデザインに必要な知識を獲得してきました。そして、同期の繋がり、ゼミの繋がりの中で、他者から意見をもらうことの重要性、建設的に批判する、思考する能力を磨くことができたと思います。年末年始も含めて最後まで伴走してくださった先生方と、励まし合う仲間の存在のおかげで、それぞれ書き上げることができました。





これからは、得られた研究成果をそれぞれの実務へ展開すべく、取り組んでいきたいと思います。それが本学の精神でもある『理論と実践の架け橋』を実現することにもなり、本学の修了生としての務めとして、それぞれの置かれた立場で課題解決に貢献していくことが期待されていると理解しています。本学で得られた人的資本に加え、社会関係資本を大切に、これからも学び続けていく所存です。」

【コミュニケーションデザイン研究科 2024年度修了生研究テーマ(一部)】
〇社会関係資本の視点から考える人的資本経営 -ラーニング・コミュニティが社会関係資本として機能する-
〇広報人材の能力発揮のメカニズムに関する考察 -数理モデリングによる人材育成の新たな視点-
〇中小ファミリー企業における企業文化変革プロセスの考察 -「よそ者」のチェンジ・エージェントたる可能性を探る-
〇多メディア時代における民放地方ラジオ局の立ち位置 -在名ラジオ局の出稿者・聴取者の質的分析を通じて-
〇パーパス導入事例とそのプロセスから見る「地方公共団体におけるパーパス経営」の可能性
〇地方自治体職員の心理的安全性の確保と市民との信頼関係構築 -災害発生時に備えたコミュニケーション-
※その他、コミュニケーションデザイン研究科、修了生研究内容インタビューはこちらより、
本学発行紀要『社会構想研究』はこちらよりご覧いただけます。


■ 社会構想大学院大学について(※1)
創 立: 2017年4月1日
所在地: 東京都港区南青山3ー13ー18
学 長: 吉國 浩二
研究科:コミュニケーションデザイン研究科(※2、3)、実務教育研究科(※2)、社会構想研究科
附 属: 先端教育研究所、 
社会構想大学院大学 出版部
※1) 2023年度公益財団法人大学基準協会による大学評価(認証評価)で「適合評価 」
※2) 厚生労働省の教育訓練給付金(専門実践教育訓練)に指定(国から最大112万円を給付)
※3)公益財団法人大学基準協会の「広報・情報系専門職大学院認証評価」で適合評価
社会構想大学院大学は、学校法人先端教育機構の「知の実践研究・教育で、社会の一翼を担う」の理念に基づき、組織の理念を基軸に広報・コミュニケーション戦略を立案・実行する人材の育成を目指し、コミュニケーションデザイン研究科を設置しています。修了者には、専門職学位の「コミュニケーションデザイン修士(専門職)」(Master of Communication  Design)が授与されます。
また、2021年4月に開設した実務教育研究科では、実践知の体系化により新たな知識を確立し、それを社会へと実装するための教育・人材育成を行う高度専門職業人を養成しています。修了者には、専門職学位の「実務教育学修士(専門職)」(Master of Professional Education)が授与されます。そして、3研究科目となる社会構想研究科を2024年4月に開設いたします。本研究科は、社会学の観点から「社会の理想の姿」を見定め、その実現のために「社会や組織のグランドデザイン」それ自体を練り上げることができる高い専門性を備えたプロフェッショナルや、社会的起業によって経済活動と社会貢献の好循環を実現できる人材の養成を目指します。修了者には、専門職学位の「社会構想修士(専門職)」(Master of Social Design)が授与されます。




■学校法人先端教育機構の概略
[名  称]学校法人 先端教育機構
[理事長]東 英弥
[所在地]東京都港区南青山3-13-16
[設置校]・事業構想大学院大学  本部:東京都港区南青山3-13-16
 拠点:東京、仙台、名古屋、大阪、福岡
・社会構想大学院大学  東京都港区南青山3-13-18
[附属機関] 事業構想研究所、先端教育研究所
[出  版] 月刊事業構想、月刊先端教育、書籍等  
※学校法人先端教育機構が発行しています広報紙はこちらからダウンロードできます。

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