和歌山県の魅力語り合う 岸本知事らが白浜でセミナー
和歌山県白浜町の南紀白浜空港(愛称・熊野白浜リゾート空港)で26日、県の魅力などについて語り合う「ウェルビーイングセミナー」があった。岸本周平知事と講談社「FRaU(フラウ)」編集長兼プロデューサーの関龍彦さんが登壇し、約80人が耳を傾けた。
県の魅力発信や関係人口の創出などを目的に県が、一般社団法人日本ウェルビーイング推進協議会(島田由香代表理事)と連携して開催しているイベント「和歌山ウェルビーイングマンス」の一環。紀南各地でセミナーや体験ツアーなどを開催している。今年で3回目。
ウェルビーイングとは「個人や社会の良い状態」という意味。セミナーでは、島田代表理事が進行役を務め、「和歌山を知る七つのカギ」をテーマに食、仕事、教育、移住などについてそれぞれ考えを述べた。
岸本知事は、県内のお気に入りスポットの一つとして「高野山・熊野」を挙げ「物語があり、神の気配がする」と説明。「自己決定権があることが全てにおいてウェルビーイングの基礎ではないか」と話した。
「フラウ」で和歌山県を特集した関編集長は、世界農業遺産「みなべ・田辺の梅システム」やアドベンチャーワールドのパンダの食べ残し竹の再利用などの取り組みに感銘を受けたと振り返った。島田代表理事は「つながりがウェルビーイングの一丁目一番地」と語った。
■知事が「永明」に献花
岸本知事はこの日、白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」を訪れ、1月25日に32歳で死んだ雄のジャイアントパンダ「永明(えいめい)」の献花台に花を手向けた。
園は、永明が長年暮らした園内ブリーディングセンターに献花台を設置しており、連日多くの人が訪れている。
岸本知事は「永明の日中友好の功績は非常に大きい。亡くなったことは非常に寂しいが、人間の年齢にすると100歳近くの大往生。お疲れさまでした。安らかにお休みくださいと言いたい」と述べた。
永明は1994年9月6日、日中共同繁殖研究のために来園し、16頭の父親となった。2023年2月、中国・成都ジャイアントパンダ繁育研究基地へ返還されていた。
県の魅力発信や関係人口の創出などを目的に県が、一般社団法人日本ウェルビーイング推進協議会(島田由香代表理事)と連携して開催しているイベント「和歌山ウェルビーイングマンス」の一環。紀南各地でセミナーや体験ツアーなどを開催している。今年で3回目。
ウェルビーイングとは「個人や社会の良い状態」という意味。セミナーでは、島田代表理事が進行役を務め、「和歌山を知る七つのカギ」をテーマに食、仕事、教育、移住などについてそれぞれ考えを述べた。
岸本知事は、県内のお気に入りスポットの一つとして「高野山・熊野」を挙げ「物語があり、神の気配がする」と説明。「自己決定権があることが全てにおいてウェルビーイングの基礎ではないか」と話した。
「フラウ」で和歌山県を特集した関編集長は、世界農業遺産「みなべ・田辺の梅システム」やアドベンチャーワールドのパンダの食べ残し竹の再利用などの取り組みに感銘を受けたと振り返った。島田代表理事は「つながりがウェルビーイングの一丁目一番地」と語った。
■知事が「永明」に献花
岸本知事はこの日、白浜町のレジャー施設「アドベンチャーワールド」を訪れ、1月25日に32歳で死んだ雄のジャイアントパンダ「永明(えいめい)」の献花台に花を手向けた。
園は、永明が長年暮らした園内ブリーディングセンターに献花台を設置しており、連日多くの人が訪れている。
岸本知事は「永明の日中友好の功績は非常に大きい。亡くなったことは非常に寂しいが、人間の年齢にすると100歳近くの大往生。お疲れさまでした。安らかにお休みくださいと言いたい」と述べた。
永明は1994年9月6日、日中共同繁殖研究のために来園し、16頭の父親となった。2023年2月、中国・成都ジャイアントパンダ繁育研究基地へ返還されていた。