田工卒の野村さん母校で講演
和歌山県田辺市あけぼのの田辺工業高校で12日、同校卒業生で、トヨタ自動車陸上長距離部に所属する野村優作さん(23)が講演した。1、2年生約250人に「見ている人がわくわくするような、記憶に残る選手になりたい」と自身の夢を語り、目標に向かって努力する際の心持ちなども話した。
野村さんは、高校在学中にインターハイや国体、全国高校駅伝に出場。進学先の順天堂大学では、全日本大学駅伝や箱根駅伝にも出場し、活躍した。
講演は、同校の同窓会が主催した。野村さんは、学生時代を振り返って「目標設定」「逆算思考」「試行錯誤」の三つを大切にしていたと説明。「大きな目標を立て、そこに向けた小さな目標達成を積み重ねることで自信につながる」「もし結果が出なくても、きちんと原因を考える」ことで目標にしていた大会への出場がかなったと話した。
また、選手人数の多い大学の部活動や、国内トップレベルのチームでどう結果を残していくかに対し、「意見の柔軟性は大切にしながらも、自分の行動に自信を持って、自分が正しいと思うことに取り組み続けることを心がけてきた」と話した。
最後は在校生に向けて、「本気で物事に取り組んだ時の、わくわくする気持ちや達成感は大事。うまくいかないときも、一歩踏み出す勇気を出すことで成長につながる。いろんなことに挑戦して、しんどいことも乗り越えられる人になってほしい」とエールを送った。
生徒会長の後藤優日さん(2年)は「仕事と両立して、今も競技を続けられているのがすごいと思った。自分は将来、柔道整復師になりたくて、まずは大学に行くという夢がある。夢を実現するための心持ちやその過程など、とても参考になった」と話した。
野村さんは、高校在学中にインターハイや国体、全国高校駅伝に出場。進学先の順天堂大学では、全日本大学駅伝や箱根駅伝にも出場し、活躍した。
講演は、同校の同窓会が主催した。野村さんは、学生時代を振り返って「目標設定」「逆算思考」「試行錯誤」の三つを大切にしていたと説明。「大きな目標を立て、そこに向けた小さな目標達成を積み重ねることで自信につながる」「もし結果が出なくても、きちんと原因を考える」ことで目標にしていた大会への出場がかなったと話した。
また、選手人数の多い大学の部活動や、国内トップレベルのチームでどう結果を残していくかに対し、「意見の柔軟性は大切にしながらも、自分の行動に自信を持って、自分が正しいと思うことに取り組み続けることを心がけてきた」と話した。
最後は在校生に向けて、「本気で物事に取り組んだ時の、わくわくする気持ちや達成感は大事。うまくいかないときも、一歩踏み出す勇気を出すことで成長につながる。いろんなことに挑戦して、しんどいことも乗り越えられる人になってほしい」とエールを送った。
生徒会長の後藤優日さん(2年)は「仕事と両立して、今も競技を続けられているのがすごいと思った。自分は将来、柔道整復師になりたくて、まずは大学に行くという夢がある。夢を実現するための心持ちやその過程など、とても参考になった」と話した。