配信記事やプレスリリースは、配信・発表元による原稿をそのまま掲載しています。 お問い合わせは各情報配信・発表元に直接お願いします。
大阪大学が「共助資本主義の実現に向けた大学連合」に参画 ― 西日本の国立大学で唯一
大阪大学はこの度、「共助資本主義の実現に向けた大学連合」(以下「大学連合」)に参画します。2025年2月に設立されるこの大学連合は、研究機関の学生及び研究者が、複雑化する社会課題を解決するべく、共助人材として産学官民の垣根を越えて連携するものです。本学は、設立時参画組織の中で西日本唯一の国立大学です。今後、大学連合を通じた活動により、SDGsの達成ならびに SDGs後の社会(共助社会)の構築に貢献し、文理を超えた新たな学問領域を開拓するとともに、社会貢献活動や研究活動に次世代を巻き込むことにより共助社会の実現を目指します。なお、経済同友会により、2月17日(月)に東京にて大学連合設立総会と記者発表が行われる予定です。
◆大学連合設立の経緯、詳細
2023年4月、経済同友会「共助資本主義の実現委員会」は、日本経済が活力を取り戻し、持続的成長を実現するモデルとして「共助資本主義」を提唱しました。
共助資本主義とは、民間主導による成長と共助が両立した well being の実現を目的とするものです。成長だけではなく、ソーシャルセクターと連携し社会課題を解決する共助により、包摂ある社会をつくることを目指しています。
この目標を達成するべく設立されたのが「共助資本主義の実現に向けた大学連合」です。大学連合は、大学並びに研究機関で学問を追究する学生と研究者に対し、同委員会と連携し、産学官民の垣根を越え、社会課題の解決を実現する共助の新たな担い手としての交流・学修・創発・実践の機会を提供することを目的にしています。
本学はこれまで、社会ソリューションイニシアティブ(SSI)をはじめ複数部局において、企業、公的セクター、NPO・NGO等と連携し社会課題の解決に取り組んできました。また、大阪・関西万博のテーマである「いのち輝く未来社会のデザイン」は共助資本主義の実現にマッチしており、本学が事務局を担う「いのち会議」等、今まさに大学として取組を進めている万博関連の活動を、大学連合に展開し活用することができるものと考えます。
◆設立時参画組織
・会員:東京大学/上智大学/東京外国語大学/中央大学/関西大学/法政大学/東北大学/立命館大学/早稲田大学/立教大学/東京科学大学/大阪大学/帝京大学(参画受付順)
・賛助会員:ICHI COMMONS株式会社(設立準備事務局)/NPO法人 The Peace Front(設立準備事務局)
◆予定している主な取組
○教育・研修プログラムの設立
会員大学に所属する学生が参加可能な社会課題解決関連のプログラムを設立
○学生向けの社会起業支援プログラム
公益財団法人Soilと連携した「Soil×大学連合」の学生向け社会起業支援アクセラレーターの実施
○大学のソーシャルセクター連携
各大学の既存プログラムにおける、インパクトスタートアップやNPO代表の紹介・連携
○震災復興ボランティア
令和6年能登半島地震後に当該地域でボランティア活動をしている学生間の連携強化と、継続的な地域との連携につながる活動
○社会課題解決型インターンシップ
企業の社会課題解決に係るインターンシップを、会員大学に所属する学生向けに広く周知・案内
◆大学連合 設立総会と記者発表について
【日 時】 2025年2月17日 月曜日
16:30~17:30 設立総会
17:30~18:00 記者発表
【場 所】 第一ホテル東京5階ラ・ローズⅠ
〒105-0004 東京都港区新橋1丁目2-6
(参考)
◆共助資本主義の実現に向けた大学連合 Webサイト
・URL: https://solve-alliance.org/
【リリース発信元】 大学プレスセンター https://www.u-presscenter.jp/
プレスリリース詳細へ https://digitalpr.jp/r/103997