和歌山の魅力発信 映像や食、舞台で、大阪・関西万博
和歌山県は28日、4月に開幕する大阪・関西万博で、関西パビリオン内に出展する「和歌山ゾーン」の具体的な内容を発表した。映像や食、舞台で、和歌山の文化や歴史の魅力を発信する。岸本周平知事は記者会見で「上質なものを持っている県だということをアピールしたい」と話した。
関西広域連合の「関西パビリオン」では8府県がブースを設ける。「和歌山ゾーン」は251平方メートルで、和歌山市出身のデザイナー、吉本英樹さんが総合プロデュースし、映像、フード(食)、ステージ(舞台)で「和歌山百景―霊性の大地―」を表現する。
映像では、紀伊山地の巨木を思わせる高さ4メートルの映像タワー「トーテム」を8本立て、宗教や身分、考え方の違いにかかわらず、全てを受け入れ融合してきた和歌山を「混ざる・結ぶ」というテーマで表現。安珍と清姫の物語や南方マンダラ、熊野三山、南紀熊野ジオパークなどを盛り込み「未来」「過去」「現在」「未来・よみがえり」の順に約25分流す。ロンドンを拠点に活動する映像クリエーターYusuke Murakami(ゆうすけ・むらかみ)さんがプロデュースする。
フードでは、紀州の森や里山をイメージさせるスイーツ6品とドリンクのセットを提供する。さまざまな国際的な賞を受けているパティシエ加藤峰子さん=東京都=が「うすかわ饅頭(まんじゅう) 儀平」(串本町)などの県内の老舗和菓子職人や果物生産者と協力して考案中。また「県酒造組合連合会」と「GI和歌山梅酒管理委員会」は月に2回、日本酒や梅酒を提供する。
ステージでは、御燈(おとう)祭りや那智の扇祭り、合気道と植芝盛平、熊野古道とサンティアゴ・デ・コンポステーラ、南方熊楠など、和歌山の魅力を紹介する。
このほか、関西パビリオン内の多目的エリアや、催事場でのイベントも企画している。
詳細は県が28日に新しくした、万博特設ホームページで紹介している。
◇
県は化学品メーカーのセイカ(和歌山市)と日本生命保険(大阪市)から、高校生用の万博1日券、計約2千枚の寄付を受けると発表した。県教育委員会が希望者を調査していて、学校を通して配布する予定。
関西広域連合の「関西パビリオン」では8府県がブースを設ける。「和歌山ゾーン」は251平方メートルで、和歌山市出身のデザイナー、吉本英樹さんが総合プロデュースし、映像、フード(食)、ステージ(舞台)で「和歌山百景―霊性の大地―」を表現する。
映像では、紀伊山地の巨木を思わせる高さ4メートルの映像タワー「トーテム」を8本立て、宗教や身分、考え方の違いにかかわらず、全てを受け入れ融合してきた和歌山を「混ざる・結ぶ」というテーマで表現。安珍と清姫の物語や南方マンダラ、熊野三山、南紀熊野ジオパークなどを盛り込み「未来」「過去」「現在」「未来・よみがえり」の順に約25分流す。ロンドンを拠点に活動する映像クリエーターYusuke Murakami(ゆうすけ・むらかみ)さんがプロデュースする。
フードでは、紀州の森や里山をイメージさせるスイーツ6品とドリンクのセットを提供する。さまざまな国際的な賞を受けているパティシエ加藤峰子さん=東京都=が「うすかわ饅頭(まんじゅう) 儀平」(串本町)などの県内の老舗和菓子職人や果物生産者と協力して考案中。また「県酒造組合連合会」と「GI和歌山梅酒管理委員会」は月に2回、日本酒や梅酒を提供する。
ステージでは、御燈(おとう)祭りや那智の扇祭り、合気道と植芝盛平、熊野古道とサンティアゴ・デ・コンポステーラ、南方熊楠など、和歌山の魅力を紹介する。
このほか、関西パビリオン内の多目的エリアや、催事場でのイベントも企画している。
詳細は県が28日に新しくした、万博特設ホームページで紹介している。
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県は化学品メーカーのセイカ(和歌山市)と日本生命保険(大阪市)から、高校生用の万博1日券、計約2千枚の寄付を受けると発表した。県教育委員会が希望者を調査していて、学校を通して配布する予定。