和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2025年01月06日(月)

[2025年9月大阪市立美術館にて開催決定]NEGORO 根来 - 赤と黒のうるし 会期:2025年9月20日(土)~11月9日(日) 会場:大阪市立美術館

大阪市博物館機構
2025年9月20日(土)~11月9日(日)の期間、大阪市立美術館にて特別展「NEGORO 根来 - 赤と黒のうるし」を開催いたします。

 いわゆる「根来(ねごろ)」は、黒漆に朱漆を重ねた漆器を指し、使い込むと朱漆の下から黒漆が現れ、その味わいが大きな魅力となっています。本展では、その「根来」の魅力と背景を中世の根来寺(和歌山県岩出市)で盛んに作られたという漆工品を中心に展示し、その先駆となった朱漆器の歴史をたどることで、現代の朱漆器「根来塗」まで、美の系譜を浮かび上がらせていきます。
英語で「japan」とも訳される「漆器」。日本の美を堪能していただけるまたとない機会となるでしょう。


輪花盆 大阪市立美術館(田万コレクション)
 縁を花びらのすがたに象った盆で、中国伝来の器物の形を写しとる。特に大型の輪花盆は中世の絵画資料にみる喫茶や宴席の場面などに描かれてきており、日常的に使用された。本作は長年の使用や手擦れにより、朱漆がところどころ摩耗していき、下に塗った黒漆が表面に見える。用途に即した形の美しさや優れた耐久性に加えて、ありのままの無作為なさまは、近現代の茶人をはじめ美術コレクターたちをも魅了し、鑑賞の対象となっている。



開催概要
展覧会名:特別展「NEGORO 根来 - 赤と黒のうるし」
会期  :2025年9月20日(土)~11月9日(日)
休館日 :月曜日(祝日の場合は開館し、翌平日休館)、9月22日(月)は開館
開館時間:9:30~17:00(入館は16:30まで)
会場  :大阪市立美術館[〒543-0063 大阪市天王寺区茶臼山町1-82]
主催  :大阪市立美術館、産経新聞社
美術館公式HP:https://www.osaka-art-museum.jp/
【チケット発売日】2025年夏 詳細は後日発表
お問合せ:大阪市総合コールセンター(なにわコール)06-4301-7285 受付時間8:00~21:00(年中無休)

巡回展:2025年11月22日(土)~2026年1月12日(月・祝) サントリー美術館
※会期・開館時間・展示内容等は変更の可能性があります。ご来館前に必ず美術館公式HPをご確認ください。
お問い合わせ先
大阪市総合コールセンター(なにわコール)06-4301-7285 
受付時間8:00~21:00(年中無休)
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