『有働Times』ゲストに王貞治 「同じ工夫」大谷翔平と“一本足打法”の共通点
フリーアナウンサーの有働由美子がMCを務めるテレビ朝日系情報番組『有働Times(タイムズ)』(毎週日曜 後8:56)は、29日に特別企画「レジェンド&スター」の第2弾を放送する。年末90分スペシャルで届ける今回は、ゲストとして王貞治が登場する。
【番組カット】大谷翔平との共通点を語る王貞治
スタジオには、王が一本足打法をはじめた直後から現役引退まで18年間使っていたというバットや現役&監督時代のユニフォームが登場する。「このバットの音が好きだったんです…。何万回、何十万回振ったかわかりませんが、このバットが“命”でしたね」と語るところからスタートする。
2人で“ON砲”とよばれた盟友・“ミスタージャイアンツ”長嶋茂雄について問われると、「もう心のなかには住みついちゃっているんですよね。“長嶋さんは、長嶋さん”なんです」と話した上で、現役時代から現在に至るまで、王が抱き続けている長嶋への想いを語った。
また、“一本足打法”の誕生秘話にも注目する。そのメカニズムを解説するとともに、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平のバッティングは「同じ工夫を別のやり方でしている」と指摘。一本足打法を成功に導いた恩師である巨人の打撃コーチ・荒川博の言葉も振り返る。
さらに、ダイエーホークスの監督就任後、万年Bクラスだったチームを常勝軍団へと押し上げた“秘策”についても聞き出す。「ダメだダメだと言ったって、ちっとも伸びないんですよね。僕は、コーチというのは、やはり“話術”だと思うんです」と王は指導者としての信念を語る。
そして今年、王が立ち上げた“BEYOND OH! PROJECT”については、 “王貞治、大谷翔平を超える世界的ヒーローを生み出そう”というテーマを掲げた、さらなる野球の発展を目指した取り組みだと話す。50年、100年先の野球の未来まで見据える王に感銘を受けた有働は、「王さんにとって“野球”とは何ですか?」と問いかける。
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