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2024年12月24日(火)

ホンダ&日産&三菱自動車、3社協業形態の検討に関する覚書を締結

ホンダ・日産自動車・三菱自動車、3社協業形態の検討に関する覚書を締結
ホンダ・日産自動車・三菱自動車、3社協業形態の検討に関する覚書を締結
 本田技研工業と日産自動車、三菱自動車工業は23日、それぞれの公式サイトで、ホンダと日産自動車が基本合意した共同持株会社設立による経営統合に向けた検討に対して、三菱自動車が参画・関与およびシナジー享受する可能性について検討することに合意し、3社で覚書を締結したことを発表した。

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 この3社は、2024年8月1日に日産自動車とホンダが締結した「知能化・電動化に向けた戦略的パートナーシップの検討開始に関する覚書」に基づく検討の枠組みに三菱自動車が参画し、3社で協議を進めることについて基本合意書を締結し、検討を進めてきた。

 今回、ホンダと日産自動車が、両社及び自動車業界を取り巻く環境の劇的な変化の中で、共同持株会社設立による経営統合に向けた検討の開始に合意したことを受け、その検討に三菱自動車が参画・関与することで、より深いレベルでのシナジー効果を生み出すことができるかの検討を行うことに合意。三菱自動車は、2025年1月末をめどに日産自動車とホンダによる経営統合への参画・関与の可能性に関する検討結果を出すことを目指すとしている。

 なお、ホンダ、日産、三菱のコメントは以下の通り。

■本田技研工業取締役 代表執行役社長・三部敏宏氏
「100年に一度と言われる自動車業界の変革期において、日産自動車とホンダの経営統合に向けた検討に、三菱自動車が加わることで、経営統合を通じて目指している”モビリティの新価値創造のリーディングカンパニー”に向けて、さらに社会変革をリードしていけることを期待しています。三菱自動車の検討に合わせ、日産自動車とホンダも1月末をめどに経営統合の可能性について方向性を見出すことを目指し検討を行っていきます」

■日産自動車 取締役 代表執行役社長 兼 最高経営責任者・内田誠氏
「ホンダと日産自動車は経営統合に向けた検討を開始し、幅広い分野でこの2社ならではの大きなシナジーの創出を検討していきます。この検討に日産自動車のパートナーである三菱自動車が参画することの意義は大きく、実現すればさらに高い価値をより多くのお客さまにお届けすることができると期待しています」

■三菱自動車工業 取締役 代表執行役社長 兼 最高経営責任者・加藤隆雄氏
「変革期にある自動車業界において、今回の2社の経営統合に向けた検討開始は、シナジーを最大化させるものであると確信していますし、当社との協業にも高い価値をもたらすものと期待しています。3社の強みを活かしていくために、どのような形態がベストかを当社としても早急に検討していきます」

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