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2024年12月24日(火)

なにわ男子・西畑大吾『新・暴れん坊将軍』で特異な殺陣に挑戦「とても大変でした」 松平健は絶賛「キレがよかった」

『新・暴れん坊将軍』に出演する(左から)西畑大吾、松平健 (C)ORICON NewS inc.
『新・暴れん坊将軍』に出演する(左から)西畑大吾、松平健 (C)ORICON NewS inc.
 17年ぶりに復活したテレビ朝日系『新・暴れん坊将軍』(2025年1月4日 後9:00)より、川八代将軍・吉宗役の松平健と、その嫡男・家重を演じた西畑大吾(なにわ男子)が、新年の放送を前に囲み取材会に出席。これまでにない特異な殺陣に挑戦した西畑が撮影を振り返り苦労を語った。

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 1978年から2003年にかけて放送された『暴れん坊将軍』は、“名君”と誉れ高い八代将軍・吉宗(松平)が、貧乏旗本の三男坊・徳田新之助、通称“新さん”として庶民の暮らしにまぎれながら、江戸にはびこるさまざまな悪を討つ痛快時代劇。

 本作では、松平が同一人物でありながら“将軍・吉宗”と“貧乏旗本の三男坊・新之助”という、いわば2役を演じるのと同じように、西畑もまた麻痺を抱える将軍家嫡男“家重”とべらんめえ口調の“福太郎”を演じ分ける。その上、殺陣初挑戦にもかかわらず、利き手を封印し、左腕だけで洋剣を振るう難役に挑戦した。

 西畑は「家重は顔や右手に麻痺を抱えている役柄で、基本的に左手しか使えない状態で殺陣を行うのは、とても大変でした」といい、「でも松平さんにたくさんアドバイスをいただいたことで、左手しか使えないことが逆に家重の個性につながり、難しかったけど演じていて楽しかったです。べらんめえ口調は使ったことがなかったのでイントネーションが難しく、監督にアドバイスいただきながら臨みました」と撮影を振り返った。

 そんな西畑の“時代劇俳優”っぷりには松平も「陰と陽というか、その使い分けがハッキリしていて素晴らしかったと思います。立ち回りも俊敏でキレがよかったですね」と絶賛。

 松平は西畑に時代劇ならではの所作や殺陣での動きを細かくアドバイスしたそうで、「主に、“型”や“所作”をアドバイスしました。着物をまとっての立ち回りは現代劇みたいに足を開くわけにはいかないですし、右で振ったら右足が出て、左に下ろしたら左足が出るという感じで、ダンスなどとは手足の動きが違うんです」と話す。

 さらに西畑は覚えていることがあるようで「家重が持つ洋剣では“みねうち(=刃ではなく、反対側の“峰”で相手を打ち付けることで殺さずに倒す手段)ができないので、敵を殴ることが多かったのですが、“殴った感”の迫力が出る角度も教えていただきました」とアドバイスに感謝していた。

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提供:oricon news