和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月19日(木)

杉良太郎特別防犯対策監が和歌山県海南警察署を訪問 県民に特殊詐欺被害について警鐘

「ストップ・オレオレ詐欺47~家族の絆作戦~」プロジェクトチーム
 このたび、警察庁特別防犯対策監(※1)の杉良太郎氏が和歌山県海南警察署を訪問し、特殊詐欺被害防止対策について署長などと意見交換を行うとともに、和歌山県民に向けた注意喚起を行いました。

(※1)警察庁特別防犯対策監:2018年11月に国家公安委員長より、杉氏のみに与えられた特別な役職。各種の防犯対策に取り組む他、全国の都道府県警察本部の視察を終え、現在は全国の警察署を訪問し、地域の特性などを踏まえ、対策や職員との意見交換を行っています。




■ 杉対策監「特殊詐欺被害は『自分事』と考えていただきたい」
 杉対策監は、和歌山県内において特殊詐欺被害が増加している現状を受け、「特殊詐欺被害を自分事と考えていただきたい。『明日は我が身』かもしれないという意識を持ち、家族で対策について話し合うことが重要です。」と和歌山県民に向けて注意を促しました。
 続けて、「NTTのナンバーディスプレイやナンバーリクエストといったサービスや、国際電話利用休止の申込みをすれば、知らない電話や海外からの詐欺電話を遮断できます。これらは無料サービスですから、利用することをお勧めします。」と説明し、警察官や地域の防犯団体が戸別訪問を行って対策を広めている件にも触れ、「訪問があれば国際電話休止の申込書にご記入いただき、詐欺に悪用されている国際電話を休止してください。」と被害防止のための対策を示しました。
 また、杉対策監は、SNSを利用した投資詐欺やロマンス詐欺の増加、若者を狙う犯罪者募集(いわゆる闇バイト)の問題についても合わせて警鐘を鳴らすとともに、最後に「和歌山県民一丸となって、自身の財産を守る意識と、被害者を県から一人も出さない強い意志を持ち、互いに注意し合い、安全な地域社会を築いていきましょう。」と呼びかけました。

(※)「ストップ・オレオレ詐欺47~家族の絆作戦~」プロジェクトチーム(略称:SOS47)は、全国で被害が相次ぐオレオレ詐欺等の特殊詐欺に関する知識や被害防止策を分かりやすく伝え、特殊詐欺被害を防止するため、2018年より、全国47都道府県警察と共に対策及び広報啓発活動を行っています。





【開催概要】
■催事名:和歌山県海南警察署訪問
■実施日:2024年12月13日(金)
■実施会場:和歌山県警察海南警察署
■出席者:警察庁特別防犯対策監 杉良太郎氏
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