新「梅おにぎり」考えよう UME―1で販売目指す、和歌山県上南部中学校
和歌山県みなべ町東本庄の上南部中学校で16日、田辺市の神島高校の生徒を招いた地域学習があった。上南部中2年生(37人)が、高校生と一緒に、地域の特産である「梅」を使った新しいおにぎりの商品開発に挑戦した。来年1月にもう一度話し合った上で、2月にあるみなべ町の一大イベント「UME―1フェスタ」での販売を目指す。
神島高校からは、商品開発プロジェクト「神島屋」のメンバーで、UME―1フェスタの生徒実行委員をしている1、2年生5人と、担当の那須正樹教諭が訪れた。
那須教諭はまず、人口減少やそれに伴う地域経済の縮小などについて説明。紀南地方は地域内で消費する産業の割合が高く、今後、地域外での消費を獲得すること、観光やグルメなど地域に来てもらうための仕組み作りが重要だとした。また、神島屋では「梅あられ」「梅やきとり」などの商品開発やさまざまな取り組みをしていることを紹介した。
その後、生徒と高校生は5班に分かれ、UME―1フェスタで生徒考案の「梅おにぎり」の販売を目指し、アイデアを出し合った。
生徒は、どんな人に買ってもらうのか、その商品にどんな利点があるのかなどを考慮しながらアイデアを出し合い、最後に各グループで考えた新商品を発表した。梅やきとりや梅酢唐揚げを具材にしたもの、ご飯よりも梅を多くした「日本一すっぱい梅おにぎり」、女性や筋肉質な人をターゲットに、ササミと大葉を使ったヘルシーなものなどの案が出た。
上南部中2年の團栗舞衣さん(14)は「梅干しが苦手な人でも食べられる組み合わせを皆で考えた。最初は難しそうだなと思ったけれど、高校生が話を進めてくれたり、皆で協力したりして考えたら楽しく取り組めた」と話した。
神島高校からは、商品開発プロジェクト「神島屋」のメンバーで、UME―1フェスタの生徒実行委員をしている1、2年生5人と、担当の那須正樹教諭が訪れた。
那須教諭はまず、人口減少やそれに伴う地域経済の縮小などについて説明。紀南地方は地域内で消費する産業の割合が高く、今後、地域外での消費を獲得すること、観光やグルメなど地域に来てもらうための仕組み作りが重要だとした。また、神島屋では「梅あられ」「梅やきとり」などの商品開発やさまざまな取り組みをしていることを紹介した。
その後、生徒と高校生は5班に分かれ、UME―1フェスタで生徒考案の「梅おにぎり」の販売を目指し、アイデアを出し合った。
生徒は、どんな人に買ってもらうのか、その商品にどんな利点があるのかなどを考慮しながらアイデアを出し合い、最後に各グループで考えた新商品を発表した。梅やきとりや梅酢唐揚げを具材にしたもの、ご飯よりも梅を多くした「日本一すっぱい梅おにぎり」、女性や筋肉質な人をターゲットに、ササミと大葉を使ったヘルシーなものなどの案が出た。
上南部中2年の團栗舞衣さん(14)は「梅干しが苦手な人でも食べられる組み合わせを皆で考えた。最初は難しそうだなと思ったけれど、高校生が話を進めてくれたり、皆で協力したりして考えたら楽しく取り組めた」と話した。