和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月16日(月)

[大阪版]【最新オフィスマーケットレポート発表】オフィス空室率 前月から大幅な上昇

三幸エステート株式会社
募集賃料 4ヵ月ぶりで小幅な下落

 
三幸エステート株式会社(本社:東京都中央区、取締役社長:武井重夫)は、2024年11月度の大阪市オフィス賃貸状況(空室率&現空面積:大規模、募集賃料&募集面積:大規模、規模別空室率、主要3区※1空室率:大規模)および全国6大都市(東京・札幌・仙台・名古屋・大阪・福岡)の大規模ビルのマーケットデータをまとめた「オフィスマーケット2024年12月号大阪」を公表します。
※1:主要3区=大阪市北区・中央区・西区
※調査時点:2024年11月末現在および各年12月31日時点







※本リリース・公表データは次のURLからもご覧いただけます https://www.sanko-e.co.jp/data/


支店長の視点
11月に竣工した「グラングリーン大阪 パークタワー」は高稼働での竣工となった。竣工の半年前頃から優良企業の移転が順次リリースされ、それらが呼び水となりテナント誘致が更に進んだ。今年は「JPタワー大阪」「イノゲート大阪」等、梅田エリアの大規模ビルが相次いで竣工したことで話題性が高まり、相乗効果を生んでいる。(大阪支店長 森本泰史)








大阪市 大規模ビル 空室率&潜在空室率
空室率 前月から大幅な上昇 「北区」は前月比1.6ポイントの上昇
空室率は前月比プラス0.55ポイントの3.69%と、前月から大幅に上昇した。複数の新築ビルが空室を抱えて竣工したことが上昇要因だが、契約手続き中の募集区画が複数あり、今後は空室消化が進むとみられる。エリア別では「北区」が前月比プラス1.6ポイントの大幅な上昇となった。潜在空室率は前月比プラス0.41ポイントの5.34%だった。
御堂筋沿いでは品薄感が漂い始めており、周辺部まで広げて移転するビルを検討するテナントが増えている。


<空室率&潜在空室率>









大阪市 大規模ビル 募集賃料&募集面積
募集賃料 4ヵ月ぶりで小幅な下落 18,000円/坪台後半で推移
募集賃料は前月比マイナス65円/坪の18,642円/坪となった。4ヵ月ぶりで下落したものの小幅な動きに止まっており、18,000円/坪台後半で推移している。


<募集賃料&募集面積>









<大阪市 規模別 空室率>







<大阪市 大規模ビル 主要3区 空室率>





<空室率の推移(6大都市 大規模ビル)>






<募集賃料の推移(6大都市 大規模ビル・主要駅前地区)>











三幸エステートHP:https://www.sanko-e.co.jp/



三幸エステート株式会社について
三幸エステート株式会社(1977年5月17日設立)は、企業のオフィス戦略を総合的にサポートしています。最適なワークプレイスの検証・提案から、賃貸オフィスビルの選定サポートと仲介、プロジェクト遂行に不可欠なマネジネント機能の提供まで、オフィスに関するあらゆるニーズに幅広くお応えしています。
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