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2024年11月29日(金)

NCT WISH、デビュー後初の単独ツアー開催 思いあふれて涙「6人で頑張ります」

『2024 NCT WISH ASIA TOUR LOG in JAPAN』を開催した(左から)リョウ、ユウシ、シオン、サクヤ、ジェヒ
『2024 NCT WISH ASIA TOUR LOG in JAPAN』を開催した(左から)リョウ、ユウシ、シオン、サクヤ、ジェヒ
 グローバルグループ・NCT WISHが28日、神奈川・パシフィコ横浜国立大ホールでメジャーデビュー後初の単独ツアー『2024 NCT WISH ASIA TOUR LOG in JAPAN』を開催した。

【ライブ写真多数】キラキラとしたステージで魅了したNCT WISH

 NCTzen(エヌシティズン※ファンネーム、以下「シズニ」)の期待が高まる中、ステージ中央のLEDが開いてメンバーが登場。デビュー楽曲「WISH(Japanese Ver.)」を披露し、ゲームの世界に誘った。

 ゲームの世界観に引き込まれたメンバーたちは、パフォーマンスを通し、ゲームを観客とともにクリアしていくことに。「Dunk Shot」では、バスケットゴールにシュートを決められなかったメンバーがかわいい被りものをするという挑戦も。この日は、メンバー全員が失敗し、キュートな姿に。観客からは歓声が上がっていた。

 さらに、12月25日にリリース、11月27日に先行配信したJapan 1st アルバム『WISHFUL』のリード曲「Wishful Winter」は、スタンドマイクを使用して歌唱。クリスマスを彷彿(ほうふつ)とさせる振付で会場を盛り上げた。アルバム収録曲12曲を加えた全17曲(アンコール、メドレーを含む)をパフォーマンスし、2時間にわたった同公演は、希望と願いをシズニとかなえていくというチームテーマをライブでも伝えるステージとなった。

 最後のMCでは、ジェヒが「緊張しましたが、(シズニの)ペンライトを見たら気にならなくなりました。いつも勇気と自身、エネルギーをもらっています。ありがとうございます」と感謝。サクヤも「皆さんの声がエネルギーになっています」と伝え、シオンは「たくさんのシズニの前で歌えることがうれしいです。シズニの皆さんが自信になります。僕もシズニの自信になれるようなアーティストになります」と今後の活躍を誓った。

 そして、会場を見わたしたユウシは「ちょっと泣きそうになりました。皆さんの顔を見ると涙が出そう」と思いがあふれて言葉を詰まらせる場面も。シオンがユウシとおでこを重ねて寄り添うと、ユウシは「こうして僕たちの応援をこんなにたくさんの方がしてくれて。ありがとうございます」と涙ながらに感謝の思いを伝えた。

 リョウは「ツアーで(シズニに)会える機会が増えると、絆が強くなる気がします。信じ合える存在になれることを願って頑張ります」と力強く宣言。シオンは「シズニが幸せでいるために6人で頑張ります」と休養中のリクに思いをはせた。

 同ツアーでは、11月3日の石川公演を皮切りに全6都市12公演を巡る。神奈川公演後は、兵庫、福岡、愛知と駆け抜け、約3万人を動員する。

 NCT WISHは、サバイバル番組『NCT Universe:LASTART』を通じて結成。日本出身のリク、ユウシ、リョウ、サクヤ、韓国出身のシオン、ジェヒ(デヨンが活動名変更)からなる6人組。“無限拡張”を掲げてきたグローバルボーイズグループ・NCTの最後のチームとして結成された。

 2月21日に東京ドームで行われたSMエンターテインメント所属アーティスト集結のライブイベント『SMTOWN LIVE 2024 SMCU PALACE @TOKYO』初日公演で初ステージとなり、日韓同時デビューを果たした。同28日に日本1stシングル「WISH」でメジャーデビューを果たした。なお、リクは体調不良のため休養中となる。

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提供:oricon news