和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年11月21日(木)

完全新作オリジナルアニメーション『BULLET/BULLET』ディズニープラスで2025年夏より独占配信

完全新作オリジナルアニメーション『BULLET/BULLET』 (バレット/バレット)ディズニープラスで2025年夏より独占配信(C)E&H/GAGA
完全新作オリジナルアニメーション『BULLET/BULLET』 (バレット/バレット)ディズニープラスで2025年夏より独占配信(C)E&H/GAGA
 シンガポール・マリーナベイサンズで21日に開催された「ディズニー・コンテンツ・ショーケース2024」にて、新作オリジナルアニメーション『BULLET/BULLET』(バレット/バレット)が、ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」のコンテンツブランド「スター」で、来年(2025年)夏より独占配信されることが発表された。あわせて、ティザービジュアル・超特報映像・メイン制作スタッフ情報(コメントあり)が解禁となった。

【動画】『BULLET/BULLET』超特報映像

 『THE GOD OF HIGH SCHOOL ゴッド・オブ・ハイスクール』(20年)、『呪術廻戦』第1期(20年~21年)、劇場版『呪術廻戦0』(21年)、『NINJA KAMUI』(24年)など数々の話題作の監督を務め、その圧倒的なアクション表現と作画クオリティの高さが評判を呼んでいる朴性厚(ぱく・そんふ)氏が監督を務める、完全新作オリジナルアニメーション。

 朴監督に続き、本作のメインスタッフにはアニメ界の名匠が大集結。シリーズ構成・脚本にはアニメ『ウマ娘 シンデレラグレイ』(25年)の脚本を務めた金田一 士(きんだいち・あき)氏が参加。キャラクターデザイン・総作画監督には『HUNTER×HUNTER』(11年~)、『オーバーロード』(15年)のキャラクターデザインを務める吉松孝博(よしまつ・たかひろ)氏。

 コンセプト・メカニックデザインを手がけるのは、アニメーション・ゲーム作品でのメカデザインや世界観デザイン、「ガンダム」、「STAR WARS」シリーズをはじめとするボックスアートデザイン。さらには声優、ロボットデザインなど、さまざまな分野でマルチに活躍する天神英貴(てんじん・ひでたか)氏。

 そして、カーアクションが見どころの本作でカーアクションディレクターを、『頭文字D First Stage』(1998年)、『capeta』(2005年)の監督を担ってきた三沢伸(みさわ・しん)氏が務める。

 ティザービジュアルは、キャラクターデザイン・総作画監督の吉松氏&コンセプト・メカニックデザインの天神氏の描き下ろし。荒野を疾走する、おんぼろのクラシックカー。車のハンドルを握る少年、後部座席から身を乗りだしているシロクマとロボット。彼らは一体、何者なのか。そして、彼らが目指す先にある光を放つ塔は何なのか。文明が崩壊し荒野となった近未来の世界を舞台に、熱い旅の始まりを予感させる。

 あわせて解禁となった超特報では、スピード感あふれる本編映像を世界初公開。瓦礫の転がる街の中を豪快に爆走する車が描かれている。振り切れるメーターパネルに炎上するトラック、そして何やらカートゥーン調のキャラクターまで…。ド派手なカーアクションと重厚なストーリーが期待出来そうな内容だ。

■朴性厚(監督)のコメント

 『BULLET/BULLET』。10年前に自分が感じたものが今、フィルムになって大変うれしいです。主人公ギアの成長物語をみんなが見守ってほしいし、音楽や声優さんの芝居、特に今回はカーアクションを楽しんでほしい作品です。

 個人的にも憧れのスタッフたちとお仕事が出来てワクワクしながら作っています。強い想いが込められた『BULLET/BULLET』!ぜひ楽しんでほしいと思います。ゴーアヘッド!!

■金田一士(シリーズ構成)のコメント

 この「バレバレ」を作るとなった時、目指したのはひたすらに“ご機嫌な作品”にすることでした。破天荒な世界にワクワクし、ハチャメチャな登場人物たちに笑い、派手なアクションにドキドキする……そんなアトラクションのような体験を、肩ひじ張らずに、観ている方々に届けられればと願って、現場の皆さんと走り続けてきました。今度は、ギアたちが走る番です。

 この作品の一番の見所は、なんといっても“車”でしょう。砂塵舞う荒野を、イカした車が疾走する――その鉄板の組み合わせが、朴監督のセンスによって超スタイリッシュでカッコイイ映像となっております。

 ギアたちが愛車『バレット』で荒野を駆ける雄姿を、どうぞポップコーン片手にご堪能ください……!

■吉松孝博(キャラクターデザイン・総作画監督)のコメント

 今回、思いがけずお声をかけていただき参加する事になったこの作品。
初めてのスタジオで初めて組むスタッフとの仕事はメチャ刺激的です(現在佳境中)。毎日鉛筆を握ってアナログとデジタルの境目を右往左往しながらアニメを作る楽しさを改めて感じております。その楽しさが映像となって皆さんに伝わる事を願っております。

■天神英貴(コンセプト・メカニックデザイン)のコメント

 以前より朴監督とは何かオリジナル作品でご一緒したいと思っていましたが、ようやく念願が叶いました。今作は登場する全てのメカだけなく、キャラクター達が動き回る世界観のデザインもさせて頂きました。その中には私だけ必死に抵抗した何かも含まれますが、それは映像を観てくださればわかります!朴監督オリジナル、愛すべきキャラクターやメカ、壮絶なアクション、荒唐無稽なストーリーをお楽しみに!

■三沢伸/みさわ しん(カーアクションディレクター)のコメント

 今回、朴監督と3D統括の菅くんにクルマの面倒をお願いされて、魚のように目の前に垂れた餌にパクッと喰いついてしまいました!上がりを待ちきれず、自らCGでモーションをつけ始めてしまったのですが、常日頃使っているソフトがスタジオと違うので、CGアニメーターさんには「動きはサンプルムービーを見てね」と無茶振りをしてしまい申し訳ありませんでした。

 朴監督のコンテのイメージから「バレット」を走らせるためにモーションをつけるのは大変でもありましたが、アレもコレもしたいと試行錯誤を繰り返すのが楽しく幸せな時間でした…。どんなカーアクションになったかはぜひ観てください!



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