ジョンソンコントロールズ、OpenBlueデジタルエコシステムのAI機能を拡張
• 新しいAI機能で、よりスマートで洞察に満ちたソリューションを提供
• オートノマス(自律的)な制御で、ビル運営をかつてないレベルで省人化
• 刷新されたユーザーインターフェースで、ビル管理を簡素化
人と地球に優しいスマートな建物を実現するビルソリューションプロバイダー、ジョンソンコントロールズインターナショナル(NYSE:JCI、以下:ジョンソンコントロールズ)は2024年11月12日、米国ウィスコンシン州ミルウォーキーにおいて、OpenBlueデジタルエコシステムの一部であるOpenBlue Enterprise Manager (https://www.johnsoncontrols.co.jp/openblue/enterprise-manager
) デジタルソリューションスイートのAI機能を大幅に拡張したことを発表しました。本アップデートでは、顧客向け生成AIアプリケーションを初めて導入したほか、より高度なオートノマスビル制御機能および大幅に改善されたユーザーエクスペリエンスを提供します。今回の機能強化は、2025年に予定しているAI機能の再拡張に向け、グローバル標準の性能基準への対応、コスト削減を可能にする設備の運用最適化、厳格化された法令規制などにフォーカスしたものとなっています。
[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2429/99041/700_467_202411141407096735857dad979.jpg
また、AI機能拡張は、データに基づくインサイトをさらに進化させ、OpenBlueユーザーの皆様が既に実感されている、数字として現れる様々な成果のインパクトを更なるレベルへと引き上げます。OpenBlue Enterprise Managerは、施設運用の改善点を明確化し、機器のアップグレードや予防的なメンテナンスと組み合わせることで、エネルギー使用量を削減しコストを最大30%削減、メンテナンスコストを最大20%削減、スペース利用率を10%向上させるなど、環境と収益の双方に大きなメリットをもたらします。
ジョンソンコントロールズの最高技術責任者(CTO)であるビジェイ・サンカランは「当社のOpenBlueにおける、お客様向けAI機能の拡張は、ビルオートメーション技術の進化にとって重要な転換点となります。新たに導入されたAIドリブンな機能は、運用効率とサスティナビリティを向上させるだけでなく、ビルオーナーと管理者にこれまで経験したことがないようなインサイトや制御体験をもたらします。当社は、ビルの自動化を推進し、よりスマートで、変化に柔軟に対応できる建物環境をお客様に提供する先駆的なイノベーションに取り組んでいます」と述べています。
ジョンソンコントロールズが、フォレスターコンサルティングに委託し実施した最新の調査によると、回答者の90%が自社のビルシステムは完全に統合されておらず、時間、人員、コストの損失が発生していると回答しています。OpenBlueは以下の拡張された機能を通して、より明確なインサイトと優れたパフォーマンスを提供することが可能です:
統合型生成AIツールでインパクトの高い省エネ計画を積極的に提案
パーソナライゼーション、デザイン、より高度なアクセス基準への準拠にフォーカスしユーザーエクスペリエンスの大幅な改善
利用者のニーズ把握と管理を改善し、建物の来訪者に関する詳細なデータインサイトの提供
よりスマートで人と地球にやさしい建物を実現する、室内空気質モニタリングとセンサー分析機能
不具合検知、省エネ、省コストを可能にする設定値の自動調整機能
生成AIによるインサイトで更なる省エネを実現
OpenBlueは、最も効果的な省エネ計画を積極的に提案する生成AIツールを統合し、膨大なビルデータ分析の負担を軽減しました。このシステムは、気象データに基づくエネルギー使用量の分析など、ニーズを予測した実用的な提案など通じ、省エネルギーと炭素排出量削減目標の達成を強力に支援します。
ジョンソンコントロールズのデジタル製品マネジメント担当バイスプレジデント ジュリウス・マークウィキィ は「お客様から、自社ビルについて、生成AIチャットボットにどのように質問を投げかけるべきかわからない、という課題をお寄せいただいています。当社の生成AI機能は、商業ビル分野における長年の知見をもとに適切なプロンプトを自動的に生成します。本プラットフォームは130以上の項目で省エネ計画をトラッキングし、データ管理を改善するとともに脱炭素化戦略の推進を支援します。また、自動エラー修正機能により公共料金の請求額の適切な管理をサポートします」と述べています。
オートノマスビルの実現に向けて
OpenBlueの新機能はオートノマスビルの将来的な可能性を拡大するとともに、ビル運営の省人化に貢献します。従来は手作業で行われていたプロセスを自動化することで生産性を向上させ、不具合診断に基づいて設定値を自動調整し、エネルギーと炭素排出量を削減しながら、潜在的なコストを削減します。ユーザーは自律的なアクションを有効にしたり、システムからアドバイスを受けたりするだけでなく、独自の運用制限を設定することも可能です。また、ビル全体から個々の機器に至るまで、設備のパフォーマンスとトレンドに関する詳細情報の取得も可能です。本機能拡張により、今まで以上に多彩な中央熱源設備の設計にOpenBlueの自律(オートノマス)制御を適用できるようになりました。
OpenBlueは標準作業手順のデジタル化をサポートし、様々な事象に紐づくワークフローに迅速に対応します。新たなワークフローは建物利用者が必要とするサービスや安全の確保のため即時発効され、マニュアル対応と自律的なオートノマス対応の双方のスムーズな応対を支援します。
刷新されたユーザーエクスペリエンス
本機能拡張では、デザイン、ナビゲーション、アクセシビリティにフォーカスした利用者体験が大幅にアップグレードされました。特にスペース利用状況の管理を強化しており、建物の利用者による実際のスペース使用状況をより詳細に把握できるようになりました。また、ビルのあらゆる来訪者を詳細に分析することで、来訪者の行動を深く理解し、異常発生時のインテリジェントな計画立案も実現します。管理者は、室内利用状況データに基づいて清掃などのサービスをスケジュールでき、リソースとコストを節約できます。また、センサーメーカーとのエコシステムにより室内空気質モニタリングも改善します。
ビルのパフォーマンスを最大化
OpenBlue Enterprise Managerは、リアルタイムデータの可視化により、ビルのパフォーマンスを最大化します。高度な分析、可視化、制御機能を備えるユーザーインターフェースにより、運用効率を高め、データセキュリティとプライバシーを確保しながら、認証と規制コンプライアンス要件を満たします。
OpenBlueの機能強化は、ジョンソンコントロールズの商業ビル向けの包括的なソリューションプロバイダーへの変革をさらに加速します。ジョンソンコントロールズのOpenBlueが建物を物理的な資産からスマートなビルへと変革する方法についての詳細は、https://www.johnsoncontrols.co.jp/openblue
をご覧ください。
ジョンソンコントロールズ インターナショナルについて
ジョンソンコントロールズ(NYSE:JCI)は、人々の生活空間や職場、文教施設からエンタメ施設まであらゆる環境を変革しています。スマートで、健康的かつサスティナブルな建物環境を実現するビルテクノロジーのグローバルリーダーとして、建物のパフォーマンスを再定義し、人と空間、地球にとってより良い未来を実現することを使命としています。約140年にわたり築き上げたイノベーションの歴史は、ヘルスケア、教育、データセンター、空港、スタジアム、工場など多様な施設の未来を形作るOpenBlueデジタルソリューションパッケージを生みました。全世界150ヵ国以上、10万人のエキスパートで構成されるグローバルチームが提供する、ビルテクノロジー製品、ソフトウェア、サービスソリューションのラインナップは世界でも類を見ない広範さで、いくつかのブランドは業界内でも高い名声を得ています。
ジョンソンコントロールズ日本法人について
ジョンソンコントロールズ株式会社は、ジョンソンコントロールズ インターナショナル(Johnson Controls International, Plc.)の日本法人(本社: 東京都渋谷区、 代表取締役社長:吉田 浩)です。建物のライフサイクルを通じた効率化を促進する中央監視、自動制御機器、空調冷熱機器、冷凍機、セキュリティシステムの設計、施工、保守、ならびに運用コンサルティングを提供しています。国内での導入業種はオフィスビル、商業施設、医療機関、教育機関、スポーツ施設、交通機関など多岐にわたり、数多くのランドマーク的存在の建物における施工実績があります。1971年6月設立。国内45事業拠点。詳細は www.johnsoncontrols.co.jp をご覧いただくか、Facebookで https://www.facebook.com/johnsoncontrols.jp.be/
もしくはX(旧Twitter)で@JCI_jpをフォローしてください。
本件に関するお問合わせ先
≪報道関係の方々からのお問い合わせ先≫
ジョンソンコントロールズ株式会社
広報室:村井、平野
TEL: 03-5738-6054 FAX: 03-5738-6508
E-MAIL: jp.pr@jci.com
ジョンソンコントロールズ 広報代理
MSL(MMS コミュニケーションズ株式会社)
花坂 / カードゥーシュ / 田中
johnsoncontrolsjapan_pr@mslgroup.com
プレスリリース詳細へ https://digitalpr.jp/r/99041
• オートノマス(自律的)な制御で、ビル運営をかつてないレベルで省人化
• 刷新されたユーザーインターフェースで、ビル管理を簡素化
人と地球に優しいスマートな建物を実現するビルソリューションプロバイダー、ジョンソンコントロールズインターナショナル(NYSE:JCI、以下:ジョンソンコントロールズ)は2024年11月12日、米国ウィスコンシン州ミルウォーキーにおいて、OpenBlueデジタルエコシステムの一部であるOpenBlue Enterprise Manager (https://www.johnsoncontrols.co.jp/openblue/enterprise-manager
) デジタルソリューションスイートのAI機能を大幅に拡張したことを発表しました。本アップデートでは、顧客向け生成AIアプリケーションを初めて導入したほか、より高度なオートノマスビル制御機能および大幅に改善されたユーザーエクスペリエンスを提供します。今回の機能強化は、2025年に予定しているAI機能の再拡張に向け、グローバル標準の性能基準への対応、コスト削減を可能にする設備の運用最適化、厳格化された法令規制などにフォーカスしたものとなっています。
[画像1]https://digitalpr.jp/simg/2429/99041/700_467_202411141407096735857dad979.jpg
また、AI機能拡張は、データに基づくインサイトをさらに進化させ、OpenBlueユーザーの皆様が既に実感されている、数字として現れる様々な成果のインパクトを更なるレベルへと引き上げます。OpenBlue Enterprise Managerは、施設運用の改善点を明確化し、機器のアップグレードや予防的なメンテナンスと組み合わせることで、エネルギー使用量を削減しコストを最大30%削減、メンテナンスコストを最大20%削減、スペース利用率を10%向上させるなど、環境と収益の双方に大きなメリットをもたらします。
ジョンソンコントロールズの最高技術責任者(CTO)であるビジェイ・サンカランは「当社のOpenBlueにおける、お客様向けAI機能の拡張は、ビルオートメーション技術の進化にとって重要な転換点となります。新たに導入されたAIドリブンな機能は、運用効率とサスティナビリティを向上させるだけでなく、ビルオーナーと管理者にこれまで経験したことがないようなインサイトや制御体験をもたらします。当社は、ビルの自動化を推進し、よりスマートで、変化に柔軟に対応できる建物環境をお客様に提供する先駆的なイノベーションに取り組んでいます」と述べています。
ジョンソンコントロールズが、フォレスターコンサルティングに委託し実施した最新の調査によると、回答者の90%が自社のビルシステムは完全に統合されておらず、時間、人員、コストの損失が発生していると回答しています。OpenBlueは以下の拡張された機能を通して、より明確なインサイトと優れたパフォーマンスを提供することが可能です:
統合型生成AIツールでインパクトの高い省エネ計画を積極的に提案
パーソナライゼーション、デザイン、より高度なアクセス基準への準拠にフォーカスしユーザーエクスペリエンスの大幅な改善
利用者のニーズ把握と管理を改善し、建物の来訪者に関する詳細なデータインサイトの提供
よりスマートで人と地球にやさしい建物を実現する、室内空気質モニタリングとセンサー分析機能
不具合検知、省エネ、省コストを可能にする設定値の自動調整機能
生成AIによるインサイトで更なる省エネを実現
OpenBlueは、最も効果的な省エネ計画を積極的に提案する生成AIツールを統合し、膨大なビルデータ分析の負担を軽減しました。このシステムは、気象データに基づくエネルギー使用量の分析など、ニーズを予測した実用的な提案など通じ、省エネルギーと炭素排出量削減目標の達成を強力に支援します。
ジョンソンコントロールズのデジタル製品マネジメント担当バイスプレジデント ジュリウス・マークウィキィ は「お客様から、自社ビルについて、生成AIチャットボットにどのように質問を投げかけるべきかわからない、という課題をお寄せいただいています。当社の生成AI機能は、商業ビル分野における長年の知見をもとに適切なプロンプトを自動的に生成します。本プラットフォームは130以上の項目で省エネ計画をトラッキングし、データ管理を改善するとともに脱炭素化戦略の推進を支援します。また、自動エラー修正機能により公共料金の請求額の適切な管理をサポートします」と述べています。
オートノマスビルの実現に向けて
OpenBlueの新機能はオートノマスビルの将来的な可能性を拡大するとともに、ビル運営の省人化に貢献します。従来は手作業で行われていたプロセスを自動化することで生産性を向上させ、不具合診断に基づいて設定値を自動調整し、エネルギーと炭素排出量を削減しながら、潜在的なコストを削減します。ユーザーは自律的なアクションを有効にしたり、システムからアドバイスを受けたりするだけでなく、独自の運用制限を設定することも可能です。また、ビル全体から個々の機器に至るまで、設備のパフォーマンスとトレンドに関する詳細情報の取得も可能です。本機能拡張により、今まで以上に多彩な中央熱源設備の設計にOpenBlueの自律(オートノマス)制御を適用できるようになりました。
OpenBlueは標準作業手順のデジタル化をサポートし、様々な事象に紐づくワークフローに迅速に対応します。新たなワークフローは建物利用者が必要とするサービスや安全の確保のため即時発効され、マニュアル対応と自律的なオートノマス対応の双方のスムーズな応対を支援します。
刷新されたユーザーエクスペリエンス
本機能拡張では、デザイン、ナビゲーション、アクセシビリティにフォーカスした利用者体験が大幅にアップグレードされました。特にスペース利用状況の管理を強化しており、建物の利用者による実際のスペース使用状況をより詳細に把握できるようになりました。また、ビルのあらゆる来訪者を詳細に分析することで、来訪者の行動を深く理解し、異常発生時のインテリジェントな計画立案も実現します。管理者は、室内利用状況データに基づいて清掃などのサービスをスケジュールでき、リソースとコストを節約できます。また、センサーメーカーとのエコシステムにより室内空気質モニタリングも改善します。
ビルのパフォーマンスを最大化
OpenBlue Enterprise Managerは、リアルタイムデータの可視化により、ビルのパフォーマンスを最大化します。高度な分析、可視化、制御機能を備えるユーザーインターフェースにより、運用効率を高め、データセキュリティとプライバシーを確保しながら、認証と規制コンプライアンス要件を満たします。
OpenBlueの機能強化は、ジョンソンコントロールズの商業ビル向けの包括的なソリューションプロバイダーへの変革をさらに加速します。ジョンソンコントロールズのOpenBlueが建物を物理的な資産からスマートなビルへと変革する方法についての詳細は、https://www.johnsoncontrols.co.jp/openblue
をご覧ください。
ジョンソンコントロールズ インターナショナルについて
ジョンソンコントロールズ(NYSE:JCI)は、人々の生活空間や職場、文教施設からエンタメ施設まであらゆる環境を変革しています。スマートで、健康的かつサスティナブルな建物環境を実現するビルテクノロジーのグローバルリーダーとして、建物のパフォーマンスを再定義し、人と空間、地球にとってより良い未来を実現することを使命としています。約140年にわたり築き上げたイノベーションの歴史は、ヘルスケア、教育、データセンター、空港、スタジアム、工場など多様な施設の未来を形作るOpenBlueデジタルソリューションパッケージを生みました。全世界150ヵ国以上、10万人のエキスパートで構成されるグローバルチームが提供する、ビルテクノロジー製品、ソフトウェア、サービスソリューションのラインナップは世界でも類を見ない広範さで、いくつかのブランドは業界内でも高い名声を得ています。
ジョンソンコントロールズ日本法人について
ジョンソンコントロールズ株式会社は、ジョンソンコントロールズ インターナショナル(Johnson Controls International, Plc.)の日本法人(本社: 東京都渋谷区、 代表取締役社長:吉田 浩)です。建物のライフサイクルを通じた効率化を促進する中央監視、自動制御機器、空調冷熱機器、冷凍機、セキュリティシステムの設計、施工、保守、ならびに運用コンサルティングを提供しています。国内での導入業種はオフィスビル、商業施設、医療機関、教育機関、スポーツ施設、交通機関など多岐にわたり、数多くのランドマーク的存在の建物における施工実績があります。1971年6月設立。国内45事業拠点。詳細は www.johnsoncontrols.co.jp をご覧いただくか、Facebookで https://www.facebook.com/johnsoncontrols.jp.be/
もしくはX(旧Twitter)で@JCI_jpをフォローしてください。
本件に関するお問合わせ先
≪報道関係の方々からのお問い合わせ先≫
ジョンソンコントロールズ株式会社
広報室:村井、平野
TEL: 03-5738-6054 FAX: 03-5738-6508
E-MAIL: jp.pr@jci.com
ジョンソンコントロールズ 広報代理
MSL(MMS コミュニケーションズ株式会社)
花坂 / カードゥーシュ / 田中
johnsoncontrolsjapan_pr@mslgroup.com
プレスリリース詳細へ https://digitalpr.jp/r/99041