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2024年11月22日(金)

大江戸温泉物語&湯快リゾートブランドが「大江戸温泉物語」にブランド統合へ 11月から、施設数は国内最大級に

大江戸温泉物語、湯快リゾートがブランド統合へ
大江戸温泉物語、湯快リゾートがブランド統合へ
 大江戸温泉物語ホテルズ&リゾーツ株式会社(東京都:橋本啓太社長)と、湯快リゾート株式会社(京都府:西谷浩司社長)は11月から大江戸温泉物語グループと湯快リゾートが保有する温泉宿のブランド名を「大江戸温泉物語」に統一する。25日、両社が都内で記者会見を開き、ブランド統合の経緯や今後の展望を説明した。

【写真】“お湯”合わせの儀を行った橋本、西谷社長

 会見には橋本社長と西谷社長が登壇。西谷社長はブランド統合について経緯を説明。コロナ禍明け以降も日本人の旅行者が減少傾向にある現状に触れた西谷社長は物価高に伴う節約志向、旅行週間の意欲低下を主な要因に挙げ「こののままでは旅行文化が希薄化する恐れがある」と危機感を示した。その上で、国内の温泉や食を通じて「地域の魅力に触れるきっかけを作ること」をブランド統合で目指していくと強調した。

 その後、橋本社長が統合により国内最大級となる66施設を展開する新たなグループの取り組みについて紹介し、宿64施設は「大江戸温泉物語」「大江戸温泉物語Premium」「大江戸温泉物語わんわんリゾート」「TAOYA」といったブランド、シリーズで展開するとし、それぞれの特徴を解説した。加えて統合を期に10店舗程度の新規出店を予定していると明かした。インバウンド需要の増加の現状に触れた橋本社長は当面は国内需要に注力する姿勢を示しながら、「海外旅行客にもアジャストして、サービスをブラッシュアップしていく」と語った。

 会見で両社長は“お湯”合わせの儀を執り行い、統合を祝った。橋本社長は「ブランド統合により両社の従業員の思いはさらに燃え上がっている。その思いをお客様にとってメリットのある商品、サービスにしていく。期待をお寄せいただきたい」と言葉に力を込めた。

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提供:oricon news