和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年10月01日(火)

オーバーツーリズムをしくみで解消!キャビックが手ぶら観光プラットフォーム「Lug THRU(ラグスルー)」との協業開始

株式会社キャビック
タクシーによる貨客混載サービス「お荷物チェックインTAXI」を提供する株式会社キャビックは、株式会社アイシンが運営する貨客混載マッチングプラットフォーム「Lug THRU」の協業を開始します。


貨客混載マッチングプラットフォーム「Lug THRU」チラシ

「お荷物チェックインTAXI」がインバウンド対応可能に
2023年10月に全国初となるタクシーの貨客混載サービス「お荷物チェックインTAXI」を開始した株式会社キャビック(京都市右京区、代表取締役社長:兼元秀和、以下「キャビック」)。本サービスではタクシーの乗客を目的地まで送迎した後、そのまま手荷物を宿泊先のホテルまで配送しています。しかし予約管理システムの開発や多言語対応など、タクシー事業者単体では対応ができない課題がありました。
そこで株式会社アイシン(本社:愛知県刈谷市 社長:吉田守孝 以下「アイシン」)と協業し、同様のサービスを提供するタクシー事業者と乗客をマッチングさせるデジタルプラットフォーム「Lug THRU」の実証実験を開始。これにより予約時の多言語対応が可能となります。

サービスの特徴
「Lug THRU」は、これまでデリバリーサービス「めしクルー」や乗合送迎サービス「チョイソコ」の開発を行ってきたアイシンの技術を応用しています。これにより、最適なルートを柔軟に組み直すことができ、京都のオーバーツーリズムを解決する一手となることが期待されています。

スマートな予約システム
「Lug THRU」を通じたWEB上での予約は非常にシンプルで、数ステップで完了します。多言語(日・英・繁・簡・韓)にも対応しているため、海外のお客様にも安心してご利用頂けます。

安心安全な運行
「Lug THRU」ではタクシー輸送のノウハウと、安全管理体制を活かし、お客様の大切な手荷物を丁寧にホテルまでお届けします。タクシー内での手荷物管理も徹底しているため、盗難や紛失といったトラブルを回避することができます。

今後の展望
本サービスは2025年3月31日までの実証実験ですが、状況により本格運用する予定です。
実証期間中は、キャビックが配車や送迎、荷物の配送を担当し、アイシンが「Lug THRU」のシステム構築・運用を担当します。また今後は今回の実証実験の結果をもとに、複数のタクシー事業者との連携や京都市以外の観光地への拡充なども検討し、サービスの拡大・事業化をめざしていきます。

<実証実験の概要>
目的:貨客混載マッチングプラットフォーム「Lug THRU」の有効性の検証
期間:2024年10月1日~2025年3月31日
場所:京都市内
詳細:「Lug THRU」ホームページ(https://lug-thru.com/

【事業者概要】
●会社名:株式会社キャビック(https://www.cabik.co.jp/
・住所:京都市右京区梅津段町8番地
・電話番号:075-861-1188
・創立:昭和37年1月
・代表者:兼元秀和
・車輌数
 ジャンボハイヤー:8両
 タクシー(普通車):111両
 福祉車両:8両
 計 127両

●会社名:株式会社アイシン(https://www.aisin.com/jp/
・住所:愛知県刈谷市朝日町2丁目1番地
・電話番号:0566-24-8441
・創立:昭和40年8月31日
・代表者:吉田守孝
・事業内容
 自動車部品
 エネルギー・住生活関連製品の製造販売
企業プレスリリース詳細へ
PR TIMESトップへ