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2024年09月29日(日)

ニッポン放送『ショウアップナイター』“もってるアナウンサー”大泉健斗、優勝実況直後に独占インタビュー

大泉健斗アナ(C)ニッポン放送
大泉健斗アナ(C)ニッポン放送
 ニッポン放送『ショウアップナイター』では、プロ野球シーズンも佳境を迎える中、リスナーから大好評を得て、今年で5回目となる人気企画「もってるアナウンサー!?セ・リーグ優勝実況は誰だ?クイズ」を実施。きょう28日に、巨人が4年ぶり優勝を果たしたが、広島対巨人の実況を担当した大泉健斗アナ(30)が「もってるアナウンサー」となった。

【写真】王冠&トロフィーを手に…笑顔を浮かべる大泉アナ

 同企画は「セ・リーグの優勝実況を担当するニッポン放送の実況アナウンサーを予想する」というリスナー参加型ので、今年で5回目の開催となる。スポーツ中継を担当するスポーツアナウンサーにとっては、中継の歴史に自身の声が永遠に刻まれる『優勝実況』は、大きな目標であり、栄誉でもある。

 昨年、阪神タイガースの18年ぶりのセ・リーグ優勝実況を担当したのは、一昨年、東京ヤクルトスワローズの2連覇の瞬間を実況した清水久嗣アナウンサーであった。

 ORICON NEWSでは、優勝実況の興奮冷めやらぬ大泉アナに電話で独占インタビューした。

■大泉健斗アナ

――まずは「もってるアナウンサー」の感想をお聞かせください。

あっという間に終わってしまったなというのが率直なところです。今回は試合の状況をかみしめて実況するというより、目の前のことを実況するのに必死で、ちょっとあっという間に終わってしまったんだという印象です。

――フレーズなどは事前に考えていましたか?

ある程度は、こういうこと言いたいなとか自分の中で考えていました。「覇権奪還なる!」というフレーズは、バチッと言いたかったので、そこだけは考えていました。あとは「笑顔のセプテンバーを迎えました」などは、実況資料を作る段階でフレーズとしては入れていましたが、特にこれを絶対言おうというのは決めていなかったです。あの場でパッと出たという感じでした。

――大泉さんが野球を始めたきっかけが、2000年の巨人の劇的優勝だったということを伺いましたが、それを考えるとすごいめぐりあわせですね。

巨人の優勝実況は、私初めてだったので、特別なやっぱり思いがあります。巨人の優勝を実況することは、目標でもあったんですけど、めぐり合わせで来ないこともあるので、そうですね。まあ、そうですね。何ですかね、運気が回ってきたというか、いい巡り合わせでしゃべることができてうれしいですね。

――エンディングでは、谷繁元信さんから「大噛みしていた」とイジられていましたが、いいコンビネーションでしたね。

実況アナウンサーとしては、失格というか、そこ噛むかみたいなところ噛んでしまったんで、だいぶちょっと恥ずかしくて、穴があったら入りたいです(苦笑)。谷繁さんも、阿部監督のインタビューの時はすごく感慨深そうにされていました。谷繁さんとだからこそ、やっぱり、ああいう中継ができたのかなと思ってます。すごく優しくて、助けていただいてます。

――改めての質問となり恐縮ですが「ラジオで野球を伝える」ことの魅力を伺わせてください。

テレビだと映像ありきの実況になると思うのですが、ラジオだと自分の声だけで、感情やその状況を表現しなければいけない。今何が起こっているのか、球場の興奮を自分の声だけで表現しなきゃいけないというのは、プロとしての技が問われる部分だと思うので、興奮がダイレクトに伝わるのはラジオの魅力だと思うので、そういうところをもっと突き詰めてこれからもやっていきたいなと思っています。

自分が一番楽しまないと、リスナーの方にも楽しいっていう感じは伝わらないと思うので、自分はとにかく楽しく明るく伝えることを一番心がけてやってますし、きょうもそういう気持ちで臨みました。

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提供:oricon news