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2024年09月21日(土)

桑島法子、『SEED FREEDOM』アグネスは「死ぬと思ってました」 アスランの“ハレンチ”で死亡フラグを回避

(左から)福田己津央監督、三石琴乃、保志総一朗、桑島法子 (C)ORICON NewS inc.
(左から)福田己津央監督、三石琴乃、保志総一朗、桑島法子 (C)ORICON NewS inc.
 声優の保志総一朗、三石琴乃、桑島法子、福田己津央監督が20日、アニメ映画『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』(1月26日公開)の特別版上映記念舞台あいさつに登壇した。

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 イベントには、キラ・ヤマト役の保志、マリュー・ラミアス役の三石、アグネス・ギーベンラート役の桑島が参加した。

 『SEED』では、フレイ・アルスターとナタル・バジルール、『SEED DESTINY』では、ステラ・ルーシェを演じた。いずれのキャラクターも死亡しており、桑島の声は“死亡フラグ”と言われるようになってしまった。

 本作で演じたアグネスもファンの間では“死んでしまうのでは?”と嫌な予感がよぎっていた。福田監督から「本当は死ぬと思っていたでしょ?2幕目の最後を見て『生きてる』と思ったんでしょ?」と声を掛けられると、桑島は「それまで死ぬと思ってました。だって言われてたんですよ。死ぬ予定だったんですよね」と苦笑い。

 福田監督は「後半ちょっと構成を変えてた時に『これは死なないな』と思った。シュラに殺される予定だった。それがアスランにシュラが負けたんで。それもかなり手ひどく。あれのおかげで、アグネスでちょっとシリアスをかます余裕がなく」と説明。三石が「肌色っぽい絵のところですね」とし、保志も「アスランの妄想のおかげでアグネスは…」と笑う。桑島は「本当によかったです」と“ハレンチなアスラン”に感謝していた。

 『機動戦士ガンダムSEED』シリーズは、2002年10月より全50話で放送された、21世紀に入って初めて制作されたテレビシリーズのガンダム作品。物語は遺伝子調整がおこなわれた人類(コーディネイター)とこれまでの人類(ナチュラル)が、軍事組織ザフトと地球連合軍にわかれ戦いを繰り広げる。この戦争を通じ、コーディネイターである主人公のキラ・ヤマトの苦悩と成長が描かれている。

 これまでのファン層に加え多くの女性層を獲得し、最高視聴率8.0%を獲得。さらに小学生を中心に第二次ガンプラブームを巻き起こし、“新世代のガンダムシリーズ”として一世を風靡した。

 また、2004年10月から続編となるテレビシリーズ『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』も放送され、前作を上回る最高視聴率8.2%を獲得。シリーズ累計のパッケージ販売数は驚異の400万本を超え、音楽、イベントなどテレビアニメシリーズの枠を超えて、日本中を席巻した人気作品となっている。

 シリーズの完全新作となる劇場版『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』のストーリーは『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の続編となり、戦いが続く世界でキラやアスラン、シンたちの新たなストーリーが展開され、5月に全国的な上映が終映となり、興行収入49億円、動員290万人を突破した。その後“期間限定の特別版”として500カット以上の本編映像をアップデートした。第1弾はきょう20日から10月3日まで、第2弾は11月1日から11月14日まで再び劇場で上映。第1弾、第2弾で異なるエピローグカットが追加される。

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提供:oricon news