不祥事教訓に 田辺市長が仕事納めで訓示
和歌山県内の自治体で27日、仕事納め式があった。
田辺市役所では真砂充敏市長が、部長級職員22人を前に訓示。12月に調査の最終報告を発表した水産関連事業の不正支出問題を受け「再びこのようなことがないようにすることは当然だが、これを機にさらに全体の事務能力を上げることにつなげていきたい」と述べた。
報告書によると、1999~2017年度の19年間に約5899万円の不正支出があり、市職員が虚偽の資料を作成していたことも明らかになっている。真砂市長は「何が起きていたかを正しく把握していないと、次のステップに移れない」として、全職員が報告書に必ず目を通すよう改めて呼び掛けた。
田辺市役所では真砂充敏市長が、部長級職員22人を前に訓示。12月に調査の最終報告を発表した水産関連事業の不正支出問題を受け「再びこのようなことがないようにすることは当然だが、これを機にさらに全体の事務能力を上げることにつなげていきたい」と述べた。
報告書によると、1999~2017年度の19年間に約5899万円の不正支出があり、市職員が虚偽の資料を作成していたことも明らかになっている。真砂市長は「何が起きていたかを正しく把握していないと、次のステップに移れない」として、全職員が報告書に必ず目を通すよう改めて呼び掛けた。