和歌山県南紀のニュース/AGARA 紀伊民報

2024年12月23日(月)

9月から「令和の熊野詣」

 県は9月から12月にかけ、熊野古道中辺路のリレーウオーク「令和の熊野詣」を開催する。白装束を着用し、当時をしのびながら6回に分けて歩く。

 「紀伊山地の霊場と参詣道」の世界遺産登録20周年を記念した観光事業「聖地リゾート!和歌山キャンペーン」の一つ。

 田辺市の扇ケ浜から熊野本宮大社まで9月22日から11月10日まで4回に分けて7日で歩く。12月1日は新宮市のJR三輪崎駅から熊野速玉大社へ、12月15日は那智勝浦町のJR那智駅から熊野那智大社、青岸渡寺へ行く。語り部の案内がある。

 扇ケ浜での潮ごりや上富田町の稲葉根王子での水ごり、田辺市中辺路町での「野中の獅子舞」見物、熊野三山の正式参拝、青岸渡寺での「護摩炊き」見物などの特別企画もある。

 日程や旅行代金など詳細は「令和の熊野詣 熊野古道リレーウオーク 中辺路」のサイトで案内している。申し込みはこのサイトか日本旅行大阪予約センター(0570・666・155)へ。定員は各回80人。いずれか1回の参加も可能。

 内容の問い合わせは県観光振興課(073・441・2424)へ。